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2021年02月08日、兵庫県尼崎市で2019年11月27日に発生した神戸山口組幹部『古川組』総裁銃撃事件で、逮捕されていた元六代目山口組『二代目竹中組』組員の初公判が開かれた。

元組員は「間違いない」と起訴内容を認め、「裏切者を殺して男になって死にたいと思った。自動小銃はインパクトがあると思い使った」などと犯行動機を語った。

2021年02月19日、元組員の判決公判が開かれ、裁判長は無期懲役の判決を言い渡した。その後、元組員側は判決を不服として控訴した。

2021年11月29日、元組員の安東久徳の二審の判決公判が開かれ、裁判長は控訴を棄却した。


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暴力団神戸山口組の幹部射殺事件 元組員の男、起訴内容認める 神戸地裁2021/2/8 14:50

(神戸新聞) https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202102/0014064919.shtml

神戸山口組幹部射殺 被告の男「おとこになって死にたかった」
2021/2/8 17:50

(神戸新聞) https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202102/0014065334.shtml

神戸山口組幹部殺害で無期求刑
2021年02月08日 18時01分

(NHK) https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210208/2000041009.html

山口組系元組員に無期懲役を求刑 神戸山口組幹部殺害 地裁初公判で即日結審
2021年2月8日 19時28分

(毎日新聞) https://mainichi.jp/articles/20210208/k00/00m/040/171000c

自動小銃で対立組員を…起訴内容認める
2021.02.09 00:12

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(読売テレビ) https://www.ytv.co.jp/press/kansai/85686.html

神戸山口組幹部殺害で無期懲役
2021年02月19日 12時06分

(NHK) https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210219/2000041496.html

「残虐的な犯行だ」自動小銃で神戸山口組幹部を殺害 山口組系元組員に無期懲役の判決
2021/02/19 16:12

(毎日放送) https://www.mbs.jp/news/kansainews/20210219/GE00037111.shtml

「神戸山口組の人間を殺して男になりたかった」 ”幹部”射殺事件で被告に『無期懲役』の判決
2021年02月19日 21:01

(関西テレビ) https://www.ktv.jp/news/articles/2289b2ac_fdfc_4c34_8866_9c18488144ab.html

山口組元組員側が控訴 神戸山口組の幹部射殺事件
2021.2.22 19:15

(サンケイスポーツ) https://www.sanspo.com/geino/news/20210222/tro21022219150003-n1.html


(追記)

神戸山口組の幹部射殺事件 元組員、組織的背景を否定
2021年9月27日12時0分

(日刊スポーツ) https://www.nikkansports.com/general/news/202109270000350.html

神戸山口組の幹部射殺事件 元組員の控訴審始まる 大阪高裁
2021/09/27 13:23

(朝日放送) https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_12263.html

暴力団幹部射殺事件、元組員に無期懲役判決 大阪高裁が控訴棄却
2021年11月29日 11時02分

(朝日新聞) https://www.asahi.com/articles/ASPCX6Q4TPCXPTIL00B.html



このニュースのまとめ

  • 2019年11月27日17時過ぎ、兵庫県尼崎市神田南通1の路上で、神戸山口組幹部で『三代目古川組』の古川恵一総裁(59)が、何者かに拳銃で撃たれて亡くなる事件が発生した。
  • 犯人は車で京都方面へ逃走したが、事件から約1時間後に京都府京都市南区にある高速道路のインターチェンジ付近で、逃走した車と同じナンバーの車が発見され、緊急配備していた警察官が元六代目山口組『二代目竹中組』組員の朝比奈久徳(52・愛知県江南市)を確保し、銃刀法違反と公務執行妨害の疑いで逮捕した。
  • 2019年11月29日に朝比奈は殺人の疑いで再逮捕され、2020年02月03日には別の神戸山口組幹部を殺害しようとしていたとして、殺人予備の疑いで再逮捕された。
  • 2021年02月08日、逮捕され殺人や銃刀法違反などの罪で起訴されていた、元六代目山口組『二代目竹中組』組員の朝比奈久徳の初公判が神戸地裁で開かれ、検察側は朝比奈に無期懲役を求刑した。
  • 起訴状や被告人質問などによると、朝比奈は2019年11月27日夕方、兵庫県尼崎市にある古川総裁が働く店を訪れ、店内で古川総裁を銃撃しようとしたが、客が居たため断念し、古川総裁を店の外に呼び出し、拳銃の引き金を5回引いたが、弾が出なかったため、車から自動小銃を取り出して15発発砲し、死亡させた。その後、自動小銃1丁、拳銃1丁、銃弾39発を所持して別の神戸山口組幹部を殺害するため、レンタカーで京都府京都市に向かったとされる。
  • 朝比奈は「間違いありません」と起訴内容を認め、被告人質問で「(対立する)神戸山口組の人間が許せなかった。裏切者を殺して男になって死にたいと思った。有名になりたかった。自動小銃はインパクトがあると思い使った。(拳銃と自動小銃を合わせて)350万円で買ったが、入手先や入手時期は言えない」などと動機を明かし、下見をして襲撃しやすそうな古川総裁に狙いを定めたという。神戸山口組の井上邦雄組長も狙っていたが、断念したという。
  • 検察側は「何ら躊躇なく至近距離から自動小銃を連射した冷酷かつ残忍な犯行で、人命軽視甚だしい。市街地で自動小銃を連射しており一般市民も巻き込む危険性が高く、住民や社会に多大な不安を与えており極めて悪質。下見をするなど綿密かつ計画的で、入手困難な自動小銃を準備するなど協力者が存在しており、関係者からの協力や指示が強く疑われる。被害者に個人的に殺意を抱く理由はなく、単に神戸山口組の幹部だからというだけで狙っており、個人的な犯行だとは到底認められず、抗争を背景とした組織的な犯行」などと述べ、無期懲役を求刑した。
  • 弁護側は「誰からの指示も受けておらず、組織的な犯行ではなく、任侠道を踏み外したのが許せない、有名になりたいといった個人の理由で犯行に及んだ」などと述べ、有期刑を求めた。
  • 今回の裁判では、検察側が「裁判員に危険が及ぶ可能性がある」として除外を請求して認められ、裁判員裁判の対象から除外された。傍聴人や記者たちに対して厳重な身体検査や手荷物検査が実施され、傍聴席や証言台に透明の防弾パネルも設けられた。判決は2021年02月19日に言い渡される。
  • 2021年02月19日、朝比奈久徳の判決公判が神戸地裁で開かれ、裁判長は無期懲役の判決を下した。裁判長は「『男になりたかった』などの動機は、所属していた組織への忠誠心に基づくもので、人命を軽視して反社会的だが、組織性は認められない。組織的犯行とは認定できないとしても、残虐な犯行で、一般市民にも被害が及びかねない極めて危険な行為。有期の懲役刑を選択する余地は無い」などと述べた。
  • 2021年02月19日付で、朝比奈久徳の弁護側が、神戸地裁の判決を不服として大阪高裁に控訴した。
  • 2021年09月27日、元六代目山口組『二代目竹中組』組員の安東久徳(54・旧姓: 朝比奈)の二審の初公判が大阪高裁で開かれた。朝比奈は養子縁組で安東に名字が変わっている。
  • 弁護側は「犯行は個人的なものにも関わらず、1審の判決は暴力団関係者であることを前提としていて、量刑が不当」などと述べ、一審と同様に組織的な背景を否定し、有期刑を求めた。安東は出廷しなかったが、一般社会に迷惑をかけたとして、反省する態度を見せているという。検察側は控訴の棄却を求め、裁判は即日結審した。11月29日に判決が言い渡される予定となっている。
  • 2021年11月29日、元六代目山口組『二代目竹中組』組員の安東久徳の二審の判決公判が大阪高裁で開かれ、裁判長は一審の無期懲役の判決を支持し、安東側の控訴を棄却した。安東自身は法廷に出廷しなかった。



銃撃された古川恵一総裁について

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古川総裁は、六代目山口組傘下の初代古川組で本部長や若頭などを務めた後、2005年11月に二代目古川組組長を継承し、六代目山口組の直参となった。

2015年08月に六代目山口組が分裂して神戸山口組が結成された後、古川総裁は2015年12月に六代目山口組を離脱し、神戸山口組へ移籍した。神戸山口組若中を経て、2017年04月に神戸山口組幹部へ昇格。

2017年04月に神戸山口組が分裂して任侠山口組(現・絆會)が結成されると、二代目古川組は内部分裂し、山崎博司若頭を中心に多数の組員が任侠山口組へ移籍した。

兵庫県尼崎市にある二代目古川組の本部も移籍した山崎若頭らに乗っ取られた。任侠山口組は二代目古川組の本部で記者会見を開くなど、任侠山口組の重要な拠点の一つとなった。

任侠山口組へ移籍した山崎若頭らは二代目古川組を名乗り、古川組は神戸山口組『二代目古川組』と、任侠山口組『二代目古川組』に分裂したまま並立することとなった。

2017年07月に神戸山口組の二代目古川組は代替わりし、仲村石松舎弟頭が三代目古川組組長を継承して神戸山口組の直参に昇格。古川総裁は三代目古川組総裁に就いた。

2018年03月、古川総裁は兵庫県尼崎市神田北通4の路上で、六代目山口組『十一代目平井一家』系組員らに襲撃され、バットなどで殴られ全治1箇月のケガを負った。

2019年07月、古川総裁は兵庫県尼崎市神田南通1の路上で、六代目山口組『三代目弘道会』系組員に襲撃され、傘で数発殴られて全治1箇月のケガを負っている。

2019年11月、古川総裁は兵庫県尼崎市神田南通1の路上で、六代目山口組『二代目竹中組』元組員に銃撃され、亡くなった。

2020年08月、絆會(任侠山口組から改称)で二代目古川組を名乗る山崎博司は引退し、組員らは六代目山口組『三代目弘道会』傘下『野内組』に移籍。古川組が並立していた状況は解消されている。



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