「関西こころの賞」受賞 神戸の森康彦牧師

2022年12月08日、覚せい剤を使用したとして、元暴力団組員の牧師が逮捕された。牧師は約20年間のあいだ暴力団組員をしていたが、組織を破門後に自身で教会を開いて牧師となり、非行少年らの更生支援を行うNPO法人の代表も務めていた。


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覚醒剤使用の疑いで神戸の牧師逮捕 元暴力団からNPO、異色の経歴
2022年12月8日 19時30分

(朝日新聞) https://www.asahi.com/articles/ASQD86263QD8PIHB016.html



このニュースのまとめ

  • 2022年12月08日、元暴力団組員で牧師の森康彦(64・神戸市灘区)が、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された。
  • 逮捕容疑は2022年11月29日~12月08日頃、兵庫県やその周辺で覚せい剤を使用した疑い。
  • 警察が森の薬物使用情報を入手し、捜査を進めていた。12月08日13時頃に兵庫県神戸市北区で停車中の車に乗っている森を発見し、警察署に任意同行。尿検査を行ったところ、覚醒剤の陽性反応が出たという。
  • 森は大学中退後に24歳で暴力団組員となり、組員時代にキリスト教に触れた同僚組員の誘いで教会に通うようになった。その後、教会の幹部にもなったが、違法薬物の中毒となり、仲間とのトラブルもあって、43歳で組を破門された。その後に名古屋と東京の神学校で学び、2010年に神戸弟子教会を開き、牧師として活動していた。
  • 2011年にNPO法人『ホザナ・ハウス』を設立し、非行で少年院に入っていた少年少女の自立援助施設や、虐待を受けた少女らの保護シェルターを作るなど、更生や就労の支援活動をしていた。
  • 警察の取り調べに対し、森は「全く思い当たりません」などと供述し、容疑を否認しているという。警察は、覚醒剤の入手ルートや動機などを調べている。



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