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2014年に撤退した、兵庫県丹波市にあった元六代目山口組系事務所の建物が、その後に映画館になっていたことが分かった。暴力団追放運動で撤退した組事務所を映画監督の男性が取得し、町で唯一の映画館として生まれ変わらせていた。


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暴力団事務所を自治会が買い取り、市も条例で費用支援 兵庫・丹波
2014年7月9日(水)12時25分 産経新聞

(Yahoo!ニュース) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140709-00000514-san-soci

丹波市に「ヱビスシネマ」が開館
2021年07月30日(金曜日) 18:50



(サンテレビ) https://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2021/07/30/41135/

元暴力団事務所を映画館に 構想から3年半、半世紀ぶり街に映画の灯
2021/7/31 05:30

(神戸新聞) https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/202107/0014550062.shtml

丹波市氷上町成松に「ヱビスシネマ。」開館
2021年8月4日 10時00分

(朝日新聞) https://www.asahi.com/articles/ASP8373YGP7ZPIHB01B.html

暴力団追放、元組事務所をミニシアターに…奇跡の逆転物語を映画化「銀幕の詩」 30日、丹波で上映会
2022/9/9 05:30

(神戸新聞) https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/202209/0015624662.shtml





このニュースのまとめ

  • 2010年頃から、兵庫県丹波市氷上町成松にある、六代目山口組『朋友会』傘下『二代目津田組』の組事務所に対し、成松連合区の自治会や周辺の住民が暴力団排除運動を行った。
  • 二代目津田組の組事務所は、2009年に呉服店だった2階建てのビルを組長の妻の名義で購入。1階で組長や家族が生活し、2階が組事務所として、組事務所兼住居の使用が始まった。2010年には兵庫県警が暴力団事務所だと認定。
  • 2009年から地域住民が暴力団追放協議会を設立。丹波市は2012年に暴力団排除条例を制定し、丹波市や関連機関による暴力団排除連絡会議が開かれた。2014年には暴力団基金対策条例を制定し、暴排活動の資金援助として市民に募金を呼び掛けたり、運動の一部に補助金を出すなどして、追放運動を後押しした。
  • 暴力団追放のポスターが何者かに燃やされる事件もあったが、住民の決起集会、組事務所の前に防犯カメラを設置するなどの取り組みを行い、二代目津田組の組事務所はほとんど使われなくなった。自治会が組長の家族と約1年かけて交渉し、鉄骨2階建てで延べ約395㎡の建物と土地を約1200万円で購入。2014年04月に二代目津田組は丹波市から撤退した。
  • その後、買い取った建物はしばらく活用されていなかったが、丹波市を舞台にした作品を手掛けた映画監督の近兼拓史さんが、使われていない元暴力団事務所の建物があると知り、2017年12月に映画館へと生まれ変わらせる計画を提案した。
  • 近兼監督は、50年以上も映画館のない成松地区に町おこしも兼ねて映画館を作ろうと提案したものの、周辺住民からは『ポルノ映画を流すのでは』『不良のたまり場になる』などの不安の声もあり、時間をかけて説明して同意にこぎ着けた。
  • 近兼監督は2020年03月に建物を取得。新型コロナウイルスの影響もあったが、クラウドファンディングでの資金調達も行い、地元の企業や経済団体、市民などの協力もあって、建物を改装して2021年07月にミニシアター『ヱビスシネマ。』がオープンした。1ホールで50席の小さな映画館だが、音響設備にこだわっている他、座席には地元の丹波布が使われているという。
  • 近兼監督は、暴力団事務所の追放運動や、元組事務所を映画館として生まれ変わらせようとした、一連の出来事に携わった人々の実話を基にして映画『銀幕の詩』を制作。市民200人以上がエキストラ出演しているという。09月30日から上映される。



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