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2020年08月末、神戸山口組若頭補佐を務める邦楽會会長の福原辰広が、引退を表明したと報じられた。

福原会長は兵庫県姫路市の裏社会に絶大な影響力を持っており、播州の顔役だとされる。四代目山健組で最高幹部を歴任し、神戸山口組の直参に昇格。神戸山口組で若中~幹部を経て、神戸山口組若頭補佐に就任したばかりだった。


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神戸山口組の一角がまたしても崩れる…最高幹部が引退、二代目宅見組にも動きが
2020.09.02 18:00

(Business Journal) https://biz-journal.jp/2020/09/post_177324.html

「神戸山口組」の井上組長が10数キロ減量、“とことんやる”宣言の真相は?
2020年9月9日 掲載

(デイリー新潮) https://www.dailyshincho.jp/article/2020/09091600/?all=1





このニュースのまとめ

  • 2020年08月末、神戸山口組若頭補佐で『邦楽會』会長の福原辰広(62)が、引退の意思を表明したと報じられた。



福原辰広会長の経歴

福原

福原会長は1958年03月生まれ。山口組『山健組』傘下『村正会』に加入し、兵庫県姫路市を中心に活動。1984年に勃発した山一抗争で懲役に服したとされる。

自身で福原総業を結成して組長を務め、二代目村正会では若頭や副会長を歴任した。

2005年08月に発足した四代目山健組で、二代目村正会からの内部昇格で四代目山健組の直参に昇格。四代目山健組若中に就任し、自身が率いる福原総業を邦楽會に改称した。

四代目山健組体制で若中、幹部を経て、若頭補佐に起用されて執行部の一員となる。その後に舎弟に直った。

福原会長は姫路で随一の資金力を有し、他団体を含む幅広い人脈を持っていて、堅気からも人気があるという。播州の顔役とされ、姫路の裏社会に絶大な影響力があるとされる。

2014年07月、邦楽會元若頭(52)が岡山県にある病院に立てこもる事件が発生。元若頭は入院していたが、みかじめ料を受け取ったとして逮捕状が出ていて、警察が任意同行を求めたところ、元若頭はロッカーから拳銃を取り出して病院に立てこもった。立てこもりから4時間後、元若頭は拳銃で自決した。

2015年08月、六代目山口組が分裂して神戸山口組が結成されると、福原会長は四代目山健組に準じて神戸山口組に参加した。神戸山口組結成後も四代目山健組で舎弟を継続。

2018年04月、四代目山健組からの内部昇格で神戸山口組の直参となり、神戸山口組若中に就任。2018年05月には代替わりした五代目山健組で副組長を兼任した。

2018年05月、福原会長のFacebookの写真がインターネット上に流出し、一部ヤクザウォッチャーの間で話題となった。

2020年03月には車の移転登録の際に虚偽の申請を行ったとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕された。

2019年03月に神戸山口組幹部に起用され、2020年08月には神戸山口組若頭補佐へ昇格。神戸山口組の執行部の一員となったが、08月末に引退を表明した。引退の際にはケジメとして指を詰めたとされる。



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