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2021年11月01日、尼崎市と兵庫県警は尼崎市にある違法風俗街『かんなみ新地』に対し、違法な性的サービスを止めるよう警告した。かんなみ新地はちょんの間と呼ばれ、表向きは旅館や料亭を装い、自由恋愛と称して客と仲居が性行為をする場所を設けている店舗が集まった地域。

その後、複数の店舗が廃業したが、元の違法風俗街に戻る懸念があることなどから、2022年05月31日に兵庫県尼崎市はかんなみ新地の一帯を買い取る方針を決めた。


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昭和の遊郭一斉閉店 尼崎「かんなみ新地」 営業70年で初の警告
2021/11/3 19:40

(神戸新聞) https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202111/0014814614.shtml

「飛田新地とは対照的…」尼崎の色街“かんなみ新地”で70年続いた「警察の黙認」が終わった“ウラの事情”《遊郭が一斉閉店》
2021/11/07

(週刊文春) https://bunshun.jp/articles/-/49889

旧「かんなみ新地」一帯、尼崎市が購入へ 風俗街の「復活」封じ、更地にして売却
2022/5/31 13:30

(神戸新聞) https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202205/0015347309.shtml

市が次々購入『かんなみ新地一帯』『銃撃された暴力団幹部の家』..."いわくつき"物件を買い取る理由
2022/06/03 14:00

(毎日放送) https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2022/06/089328.shtml



このニュースのまとめ

  • 2021年11月01日付で、兵庫県尼崎市と兵庫県警尼崎南署は風俗営業法に基づき、兵庫県尼崎市神田南通3にある違法風俗街『かんなみ新地』にある風俗店に対し、「飲食店の形態をとりながら、実態は女性従業員による性的サービスの提供を専門としている。違法な営業をしているのであれば、直ちに中止するよう警告いたします」とする警告文を出した。
  • かんなみ新地は終戦後の1950年頃、非合法の遊郭として誕生した。遊郭は、遊女が客に性的サービスを行う遊女屋が集まった場所で、室町時代には幕府公認となった。上級の遊女である太夫や花魁には武家、公家、裕福な町人などが通っていて、その他の遊女には一般庶民も通った。
  • 江戸時代中期以降に何度か取り締まりが行われ、明治時代に入ってからは遊郭の解散が発令されたり、より規制が厳しくなるなどしたが、遊女屋は貸座敷として存続したり、表向きは芸妓として営業する花街として存続した。
  • 戦後にGHQによって公娼制度が廃止されるも、遊郭は『赤線・青線』として存続。1958年に売春防止法が施行されたが、表向きは料理旅館として営業し、たまたま客と仲居が仲良くなり、個室内で自由恋愛として性行為を行う、『ちょんの間』と呼ばれる形態の店が残っていた。
  • かんなみ新地がある場所は性風俗店の営業禁止区域で、約40店舗のちょんの間が営業していた。警告を受け、約30店が加盟する『かんなみ新地組合』は解散。複数の店舗が廃業し、一部の店舗は一般の飲食店に業態を変えて営業を続けるという。
  • 2022年05月31日、兵庫県尼崎市は『かんなみ新地』の一帯を買い取る方針を決めた。元の業態に戻ることや、廃業した店舗の空き家状態が長期化することなどの懸念などがあり、土地と建物を取得して更地にした上で売却するという。


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