警察庁

2019年05月17日、暴力団を担当する警視庁組対4課の巡査長の男が、地方公務員法違反の疑いで書類送検された。送検容疑は暴力団関係の事件の捜査協力者3人に、事件の被疑者9人分の顔写真や住所など、捜査情報をLINEで送信したというもの。

巡査長は停職1箇月の懲戒処分となったが、依願退職した。


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暴力団担当刑事を書類送検、捜査情報を漏らした疑い
2019年05月17日 15時51分

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(TBS NEWS) https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3676012.html

捜査協力者に情報漏洩 警視庁組対4課巡査長を書類送検、停職処分
2019.5.17 18:08

(産経ニュース) https://www.sankei.com/affairs/news/190517/afr1905170026-n1.html

警察官が情報漏えいか 暴力団捜査に携わる巡査長
2019/05/17 18:20

(テレ朝news) https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000154824.html

暴力団担当の巡査長、協力者に個人情報漏洩
2019年05月17日 18:54

(日テレNEWS24) http://www.news24.jp/articles/2019/05/17/07437573.html

警視庁の巡査長、情報漏えい疑いで書類送検
2019年5月17日22時23分

(日刊スポーツ) https://www.nikkansports.com/general/news/201905170001227.html



このニュースのまとめ

  • 2019年05月17日、暴力団を担当する警視庁組織犯罪対策部第四課の男性巡査長(42)が、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで書類送検された。
  • 送検容疑は2018年01月~12月、暴力団関係者が関与する事件で情報提供をしてくれた捜査協力者3人(20~30代)に対し、事件の容疑がかかっている男女9人分の顔写真、住所、生年月日、犯罪歴などの情報を、私用の携帯電話から通信アプリ『LINE』で送信し、捜査情報を漏らした疑い。
  • 巡査長は事実関係を認め「情報漏洩してはいけないという認識はあったが、やりとりを重ねるうちに抵抗感が薄れた。(漏洩によって)協力者から良い情報を取り、犯罪組織の実態が解明されることに充実感を得ていた」と説明しているという。
  • 2018年11月に捜査協力者2人が別の事件で逮捕され、携帯電話を解析したところ、巡査長が情報漏洩していることが発覚した。巡査長は停職1箇月の懲戒処分となったが、依願退職した。
  • 警視庁によると、巡査長は、捜査協力者から得られた情報が、警視庁が把握している情報と同一かどうか確認するために送信していたとしている。
  • 警視庁は「警察職務の信用性を失墜させる行為で厳正に処分した。業務管理を徹底し、再発防止に努める」としている。



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