警察庁

2020年02月06日、去年の夏に大阪府内で開催された祭りに暴力団幹部ら2人が出店し、露天商組合から出店料を免除されていたとして、大阪府公安委員会は幹部ら2人に利益供与を受けないよう、露天商組合には利益供与をしないよう勧告した。露天商組合は、2人が暴力団関係者だと知りながら、出店料を免除したとみられている。


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祭りで暴力団員の露店出店料免除 組合などに勧告 大阪
2020.2.7 07:40

(産経ニュース) https://www.sankei.com/affairs/news/200207/afr2002070002-n1.html



このニュースのまとめ

  • 2018年09月、大阪府内で開催された祭りに神戸山口組系幹部と二代目東組系組長の計2人がそれぞれ露店を出店し、大阪府の露天商組合からそれぞれ3~5万円(計8万円)の出店料を免除してもらっていた。
  • 2020年02月06日、大阪府公安委員会は大阪府暴力団排除条例に基づき、神戸山口組系幹部(70代)と二代目東組系組長(50代)の計2人に対し、利益供与を受けないよう勧告した。大阪府の露天商組合の代表者(60代)にも、利益供与しないよう勧告した。
  • 神戸山口組系幹部はおでんやビールなどを販売し数10万円の売り上げ、二代目東組系組長はすき焼きで数100万円を売り上げていたとみられている。
  • 組合側は暴力団関係者の店だと知りながら出店料を免除し、警察に提出する資料には2人の名前を空欄にしたり別の名前を書くなどしていた。組合側は「(暴力団と)関わりたくなかった。見て見ぬふりをしていた」などと話しているという。


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