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2019年11月中旬、六代目山口組『三代目弘道会』が人事を刷新し、中野寿城若頭が舎弟頭補佐に直り、野内正博統括委員長が新たに若頭に就任した。野内組長は六代目山口組が分裂して以降、神戸山口組の組員らと何度も抗争を繰り返し、対立組織を切り崩して傘下に収め、勢力も拡大していた。

山口組分裂抗争のキーマンとなっていた野内組長は、六代目山口組の直参に昇格するかとみられていたが、三代目弘道会のナンバー2に納まることとなった。


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六代目山口組 弘道会電撃人事 組織図を独占公開
2019年11月14日 23時00分

(週刊実話 WJN) https://wjn.jp/article/detail/2860656/

山口組中核団体で幹部交代の動き 組織引き締めか、警察注視
2019年11月17日 17時37分

(中日新聞) https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019111701002683.html

分裂団体の再統一狙う!?弘道会が幹部人事刷新、神戸山口組襲撃犯所属の組幹部が“昇格”
2019.11.18 05:03

(SANSPO.COM) https://www.sanspo.com/geino/news/20191118/tro19111802580001-n1.html

山口組中核団体・弘道会が幹部人事刷新「抗争で功績のあった組が昇格」
2019/11/18 06:00

(神戸新聞NEXT) https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201911/0012886256.shtml



このニュースのまとめ

  • 2019年11月中旬、六代目山口組『三代目弘道会』が人事を刷新し、計12人の新たな人事が発表された。
  • 統括委員長だった野内正博(野内組組長)が若頭に就任し、若頭だった中野寿城(四代目山本組組長)は舎弟頭補佐にスライドした。
  • 他に、舎弟頭だった中村英昭(元九代目稲葉地一家総裁)が最高顧問、舎弟頭補佐だった福島康正(福島連合会長)が舎弟頭、若頭補佐だった小松数男(小松組組長)と大栗彰(大道興業組長)が舎弟、3人の幹部が若頭補佐、顧問だった浜田健嗣(浜健組組長)が引退、などの人事が行われた。



野内正博組長について

野内組長は1981年頃に岐阜県の則竹組で渡世を開始し、1990年頃に五代目山口組『弘道会』傘下『高山組』に加入。2005年に二代目弘道会に代替わりすると内部昇格で直参となり、2007年に二代目弘道会若頭補佐に起用される。2013年に三代目弘道会が発足し引き続き若頭補佐を務め、2017年に三代目弘道会統括委員長に就任。

2015年08月に六代目山口組が分裂して神戸山口組が結成されて以降、野内組は神戸山口組系組織と抗争を繰り返しており、武闘派だと言われている。対立組織の切り崩し工作も積極的に行い、任侠山口組の最高幹部らを野内組に移籍させることに成功。2019年04月には傘下組員らが神戸山口組『五代目山健組』若頭を襲撃するなど、野内組長は山口組分裂抗争のキーマンとなった。





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