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2016年04月14日から熊本県を震源地とする地震が頻発しており、九州全土が甚大な被害に見舞われている。

行政や市民がなどが力を合わせて救出・復旧作業に当たっているさなか、神戸山口組『四代目大門会』が被災者支援のボランティア活動を行っているという情報が流れている。


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神戸山口組、熊本市内で炊き出し 支援活動展開 復興事業参入へイメージ戦略か
2016.04.21

(zakzak by 夕刊フジ) http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160421/dms1604211550003-n1.htm

神戸山口組が被災地支援 “極道ボランティア”の実態と狙い
2016年4月23日

(日刊ゲンダイ) http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/180038

神戸山口組ボランティア直参組長を直撃「役立つのはバイクだ」
2016年04月28日 06:00

(女性自身) http://jisin.jp/serial/社会スポーツ/social/23800
















最大震度7を記録したこの『熊本地震』による死者は40人以上、負傷者多数、家屋や道路や橋の倒壊、断水や停電、交通機関の不通なども続いており、発災から3日経った現在20万人の被災者が避難中と言われている。

そんな中Twitterの情報によると、神戸山口組の二次団体で熊本市中央区にある四代目大門会が本部事務所にて、熊本地震の被災者へ救援物資を配布しているという。ペットボトルの飲料水、レトルト食品や缶詰め、生活用品などを配布しているようだ。


過去にも山口組は1995年1月17日に発生した『阪神・淡路大震災』で炊き出しや救援物資の配布などのボランティア活動を行っていた。

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出典 http://mjyouka.web.fc2.com/hanshin.html

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出典 TBS News i

渡辺芳則組長が自ら陣頭指揮をとって被災者支援に当たり、後の六代目組長となる司忍若頭補佐は名古屋から自家用ヘリで駆けつけたと言われている。

五代目山口組が行ったこの活動は海外メディアを中心にたびたび話題となっており、山口組の任侠心をアピールするシンボリックな出来事となっていた。

2011年03月11日に発生した『東日本大震災』でも、六代目山口組や住吉会や稲川会などが救援物資を積んで被災地支援に向かったとされている。

ヤクザがこういう活動をすることに賛否はある。一般論としてはいくら救援物資を配っているとはいえ、そこはヤクザの事務所なので、やはりお勧めできたものでは無いのかもしれない。しかし一刻を争う事態の被災者にとっては、ヤクザか否かは優先すべき事ではない状況なのだろう。


大門会について

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四代目大門会の本部事務所とみられる建物 【出典】https://www.google.co.jp/maps/place/〒860-0863+熊本県熊本市中央区坪井4丁目3-53/

大門会

四代目大門会(だいもんかい)は熊本県熊本市中央区坪井4-3-53に本部を置く暴力団で、神戸山口組の二次団体。

◆大門会系譜
初 代 - 近藤光利
二代目 - 大関 大
三代目 - 奈須幸則
四代目 - 清崎達也

◆四代目大門会組織図
会 長 - 清崎達也(神戸山口組若中・組長秘書)

◆執行部
若 頭 - 辻田尚樹(二代目清崎組組長)
舎弟頭 - 工藤倭生(志生会会長)
本部長 - 坂本好雄(坂本組組長)
 
◆舎弟
顧 問 - 清水克也(清水組組長)

最終更新:2016-04-16 12:37:37

四代目大門会は神戸山口組の二次団体、熊本県熊本市中央区に本部を置いている。会長の清崎達也は神戸山口組若中・組長秘書。

大門会は熊本県下で独立組織だったが、1988年に四代目山口組『二代目山健組』に加入して山口組入り。1989年に五代目山口組が発足すると内部昇格で直系組織となる。

2008年、後藤組処分問題が起こると三代目大門会会長・奈須幸則は後藤を擁護し執行部を批判する会合に出席。これが高山清司若頭に見つかり、奈須は絶縁され大門会は解散した。

三代目大門会で若頭補佐を務めていた清崎達也が地盤を継承して『大志会』を結成、六代目山口組『光生会』に加入し、2010年03月に内部昇格で六代目山口組の直参となる。

2015年08月末に山口組が分裂すると大志会は神戸山口組結成に参加。清崎は名跡が途絶えていた大門会を再興し、2015年11月に四代目大門会会長を襲名した。


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