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2019年08月26日、神戸山口組の旧本部である侠友会の組事務所の土地と建物について、侠友会側が売却する意向を示していることが分かった。兵庫県淡路市にある侠友会の組事務所は、神戸山口組の発足当初から本部事務所として使用されてきたが、近隣住民や暴追センターによる暴力団追放運動で閉鎖に追い込まれていた。

2021年12月01日、兵庫県淡路市は神戸山口組の旧本部である侠友会の組事務所の土地と建物を買い取る方針を発表し、2022年01月に購入。2024年02月に淡路市は侠友会の組事務所を解体する方針を決めた。

侠友会の寺岡修会長は六代目山口組の最高幹部を歴任した後、2015年08月に六代目山口組から離脱し、離脱組で神戸山口組を結成。神戸山口組で若頭を務めたが、2022年08月に神戸山口組を離脱し、12月に引退。侠友会は解散している。


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神戸山口組、旧本部売却へ 兵庫・淡路 警察、抗争激化を警戒
2019.8.27 06:00

(産経ニュース) https://www.sankei.com/west/news/190827/wst1908270006-n1.html

神戸山口組の旧本拠地、所有者側が売却の意向
2019/8/27 11:49

(神戸新聞NEXT) https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201908/0012644659.shtml

神戸山口組が旧本部事務所の売却検討
2019年8月27日 18時38分
 
(毎日新聞) https://mainichi.jp/articles/20190827/k00/00m/040/183000c


(追記)

神戸山口組の元本部、淡路市が約3千万円で購入へ 組側とも合意
2021年12月1日 6時00分

(朝日新聞) https://www.asahi.com/articles/ASPCZ6G1JPCZPIHB01B.html

神戸山口組の拠点だった建物を淡路市が買い取りへ
2021年12月01日(水曜日)



(サンテレビ) https://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2021/12/01/46041/

神戸山口組元本部事務所 淡路市が購入の方針
2021年12月01日 17時32分

(NHK) https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211201/2000054522.html

淡路市が暴力団「俠友会」事務所を解体へ 改修・活用は建築基準法違反多く断念
2024/2/14 17:35

(神戸新聞) https://www.kobe-np.co.jp/news/awaji/202402/0017329694.shtml

旧山口組「俠友会」事務所に建築基準法違反 兵庫県淡路市が解体へ
2024/4/6 08:00

(産経新聞) https://www.sankei.com/article/20240406-22ALX2SP4FLPZEKNBQBOMLAUYA/


このニュースのまとめ

  • 2019年08月26日、神戸山口組が本部として使用していた、兵庫県淡路市志筑にある侠友会の組事務所の土地と建物について、所有者側が売却する意向であることが分かった。
  • 2015年08月に六代目山口組が分裂し神戸山口組が結成されると、神戸山口組は結成に参加した侠友会の組事務所を本部とし、定例会や年末の納会などでたびたび使用されていた。
  • 2017年10月に暴力団追放兵庫県民センターが住民の委託を受けて侠友会の組事務所の使用を差し止める仮処分を神戸地裁に申し立て、侠友会は組事務所を閉鎖。その後、神戸山口組は兵庫県神戸市にある関連施設を本部として使用した。
  • 2020年01月に六代目山口組と神戸山口組が特定抗争指定暴力団に指定され、警戒区域に淡路市が設定されたことから、侠友会の組事務所への立ち入りがさらに禁じられた。
  • 侠友会の組事務所は鉄骨3階建てで延べ床面積は約480㎡、土地の面積は近隣の駐車場含め計約410㎡。不動産の価格は数1000万円だとみられるが、買い手はまだ見つかっていない。住民の一部からは兵庫県淡路市に買い取りを求めているという。
  • 2021年12月01日、神戸山口組が本部として使用していた、兵庫県淡路市志筑にある侠友会の組事務所の土地と建物について、兵庫県淡路市が買い取る方針を発表した。
  • 淡路市は所有者から兵庫県警を通じて組事務所を売却する意向を伝えられ、別の暴力団などによる買い取りを防ぐため、神戸山口組と話し合い、土地と建物を購入することで合意の目処が立ったという。淡路市は12月08日に購入費3100万円を含む補正予算案を淡路市議会に提出し、補正予算案が可決されれば組事務所を買い取る議案も提出する予定だという。
  • 2022年01月、兵庫県淡路市は侠友会の組事務所の土地と建物を購入した。侠友会は事務所内に残っていた家具や野外の監視カメラ、有刺鉄線などを撤去し、01月18日に淡路市に引き渡された。兵庫県公安委員会は侠友会の組事務所を淡路市が購入したことを受け、2022年02月に警戒区域から淡路市を解除した。
  • 2024年02月14日までに、神戸山口組が本部として使用していた、兵庫県淡路市志筑にある侠友会の組事務所の土地と建物について、土地と建物を購入した兵庫県淡路市は解体する方針を決定した。
  • 淡路市は購入した侠友会の土地と建物について、災害が起きた際の職員用待機所に使うことを想定していたが、その後の調査で、建物の高さが隣接地に一定時間以上の日影を生じさせることや、階段に手すりが無いことなど、建築基準法を満たしていない部分が複数あることが判明した。
  • 建築基準法を満たしていない部分の全てを改修すると約6000万円かかり、解体した場合の費用は約2700万円とのことで、計画を変更して解体することになったという。解体後の土地の活用方法は未定。


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