暴力団本部事務所ビルの撤去など求め地権者が提訴 東京 西浅草

2023年11月08日、東京都台東区西浅草にある松葉会の本部事務所の明け渡しを求めて、土地の地権者が提訴した。松葉会の本部がある土地は、1995年に地権者と松葉会のフロント企業との間で賃貸借契約が結ばれていたが、地権者はフロント企業であることや、暴力団事務所として使用することも知らなかったという。


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指定暴力団・松葉会本部事務所の敷地明け渡し求め提訴へ
2023/11/8 05:00

(毎日新聞) https://mainichi.jp/articles/20231107/k00/00m/040/286000c

暴力団本部事務所ビルの撤去など求め地権者が提訴 東京 西浅草
2023年11月8日 17時21分

(NHK) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231108/k10014251141000.html

全国初「暴力団本部事務所」明け渡し訴訟の裏側 オーナーが30年近くも“手が出せなかった”意外な真相
2023年11月13日

(週刊新潮) https://www.dailyshincho.jp/article/2023/11131105/?all=1


このニュースのまとめ

  • 2023年11月08日、東京都台東区西浅草2にある松葉会の本部事務所の土地の地権者は、松葉会の伊藤芳将会長と、ビルの所有会社に対し、ビルの撤去と土地の明け渡しを求める訴訟を東京地裁に起こした。
  • 原告側は「総本部事務所は国内有数の観光地である浅草の目と鼻の先にあり、周辺に縄張りを誇示するなど松葉会にとって極めて重要な存在だ。(抗争による)危険な攻撃を招いており、周辺住民らの生命、身体への危険が継続していて、土地を貸し続けることは困難だ。周辺住民や観光客への危険を除去するため、所有者が立ち上がった。撤去は松葉会の弱体化、撲滅に大きな意義がある」と訴えた。
  • 地権者は1995年、松葉会の幹部が役員を務める会社と賃貸借契約を締結。1996年に4階建てのビルが建ち、1997年頃から本部事務所をして使われた。地権者は当時、フロント企業であることや、暴力団事務所として使用することも知らなかったいい、契約時に暴力団排除の条項も定めていなかったという。
  • 松葉会の本部事務所は、つくばエクスプレス『浅草駅』から南西に約300mの場所にあり、浅草寺などの観光名所に近く、飲食店やマンションが隣接している。
  • 松葉会の本部事務所では、2020年01月に火炎瓶のようなものが投げ込まれ、シャッターや壁の一部が焦げる事件が発生し、六代目山口組『二代目良知組』組長ら3人が逮捕された。この事件の約1週間前には、東京都足立区にある六代目山口組『二代目良知組』系事務所にトラックが突っ込む事件が発生し、松葉会系組員が逮捕されていた。二代目良知組が松葉会の縄張りに進出したことによるトラブルだとみられていて、その後に二代目良知組系事務所は使用禁止の仮処分が決定されている。
  • 地権者側は2023年09月、所有権を第三者に移転されることを防ぐために、松葉会に対し本部事務所の建物譲渡などの禁止を求め、東京地裁に仮処分を申し立てていて、東京地裁は仮処分を認める決定を出していた。
  • 松葉会は指定暴力団で、構成員約330人が所属し、1都7県に勢力があるとみられている。





松葉会の本部事務所


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