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2018年11月08日、兵庫県姫路市にあるパチンコ運営会社の実質経営者だった中村春根こと陳春根の、裁判員裁判の判決公判が神戸地裁姫路支部で開かれた。陳春根は2009~2011年、元暴力団組員や元会社社長を殺害したり、別の元暴力団組員を監禁して死亡させたりと、12の事件で19の罪に問われている。そのうち7事件の11罪が今回の裁判員裁判で審理された。

裁判長は元会社社長の事件について、証拠が不十分などとして無罪を認定。それ以外の6事件での10罪を有罪とし、陳春根に無期懲役の判決を下した。求刑の死刑は回避された。初公判から判決まで207日かかり、これまでの裁判員裁判で最長となった。

2019年03月15日、陳春根の指示で犯行を実行したとして逮捕されていた上村隆の判決公判が開かれ、裁判長は死刑の判決を下した。上村は陳春根の裏仕事を担っていたとみられ、報酬目当てでの犯行で、3人の死亡は全て上村の犯行だと認定された。


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兵庫県警の捜査の一部「違法」 県に87万円賠償命令 神戸地裁
2015.10.29 23:18

(産経ニュース) https://www.sankei.com/west/news/151029/wst1510290108-n1.html

「遺体なき殺人」初公判、韓国籍被告「私は無罪」と全面否認 最長207日裁判 神戸地裁姫路支部
2018.4.16 13:40

(産経ニュース) https://www.sankei.com/west/news/180416/wst1804160043-n1.html

証人名非開示は合憲 刑訴法規定、最高裁初判断
2018/7/5 19:14

(日本経済新聞) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32664740V00C18A7000000/

最長の裁判員裁判、死刑求刑 検察「強固な殺意」
2018/10/15 20:35

(日本経済新聞) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36507090V11C18A0AC8Z00/

神戸地裁姫路支部で一部無罪判決 パチンコ店運営会社元実質経営者の男に無期懲役
2018年11月08日(木曜日) 17:10



(サンテレビ) http://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2018/11/08/4581/

審理期間が200日超 最長の裁判員裁判で無期懲役の判決
2018年11月8日 18時41分

(NHK NEWS WEB) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181108/k10011703191000.html

過去最長の裁判員裁判、判決は無期懲役 神戸地裁姫路支部
2018.11.8 18:54

(産経ニュース) https://www.sankei.com/affairs/news/181108/afr1811080037-n1.html

“遺体なき殺人”47歳男に無期懲役の判決 神戸地裁姫路支部
2018/11/08 19:15

(MBS 毎日放送) https://www.mbs.jp/news/kansainews/20181108/GE000000000000025205.shtml

「遺体なき殺人」最長の裁判員裁判 韓国籍の男に「無期懲役」
2018年11月8日 木曜 午後7:45

(FNN) https://www.fnn.jp/posts/2018110819442806KTV

姫路の監禁・殺害 無期懲役判決不服、大阪高裁に控訴
2018年11月9日 18時24分

(毎日新聞) https://mainichi.jp/articles/20181110/k00/00m/040/042000c


(追記)

会社社長ら3人殺害などで死刑
2019年03月15日 18時03分

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(NHK NEWS WEB) https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190315/2020003341.html

男性3人殺害、実行役に死刑判決 地裁姫路支部
2019.3.15 21:18

(産経ニュース) https://www.sankei.com/west/news/190315/wst1903150051-n1.html

遺体なき殺人、実行犯の男に死刑判決 焼却炉に人骨…3人の殺害を認定
2019/03/15 19:30

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(MBS 毎日放送) https://www.mbs.jp/news/kansainews/20190315/GE000000000000027006.shtml

「悪質性際立つ」 3人死亡 男に死刑判決
2019年03月15日(金曜日) 22:59



(サンテレビ) http://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2019/03/15/9630/



このニュースのまとめ

  • 【事件①】 元暴力団組員の下山誠也さん(当時37)は、2010年09月に拉致られて建物に監禁され、自力で脱出していたが、その後に再度拉致され、兵庫県姫路市に駐車していたトラックの荷台から遺体で発見された。2011年02月に窒息させられ殺害されたとみられる。陳春根は殺人・連れ去り・監禁傷害などの罪に問われている。
  • 【事件②】 元広告会社社長の前田巌さん(当時50)は、陳春根から10億円借りていたが返済が滞っており、2009年04月から2010年06月までの間、兵庫県姫路市にあるマンションの一室に置かれた檻の中に監禁され、拳銃などで殺害されたとみられている。遺体は見つかっていない。陳春根は殺人・監禁の罪に問われている。
  • 【事件③】 元暴力団組員の厳大光さん(当時57)は、2010年04月に兵庫県姫路市の路上で車に押し込まれて拉致られ、両手足を両面テープで縛られて死亡したとみられている。遺体は見つかっていない。陳春根は連れ去り・監禁致死の罪に問われている。
  • 【その他の事件】 2009年08月、神奈川県鎌倉市で男性(当時33)の顔にナイフを突きつけ、車に乗せて連れまわして顔にケガをさせたとみられている。陳春根は監禁傷害の罪に問われている。2010年08月、兵庫県三木市にある倉庫に置かれた箱の中に男性(当時30)を閉じ込め、約1箇月のあいだ監禁したとみられている。陳春根は監禁の罪に問われている。
  • 2011年03月30日、元パチンコ運営会社の実質経営者だった中村春根こと陳春根(40)が指名手配された。
  • 2011年12月26日、中村春根こと陳春根(40)が大阪市淀川区のホテルで逮捕された。
  • 2018年04月16日、、7つの事件で11の罪に問われている陳春根の裁判員裁判の初公判が神戸地裁姫路支部で開かれ、陳春根は「すべての事件について私は無罪です」と述べ、無罪を主張した。
  • 2018年10月15日、陳春根の論告求刑公判が神戸地裁姫路支部で開かれ、検察側は「強固な殺意に基づく計画的な犯行だ、悪質性は際立っている」などと述べ、死刑を求刑した。弁護側は1件の逮捕監禁罪の共謀のみ起訴事実を認め、それ以外は無罪だとして、「懲役3年にとどまる」と主張した。
  • 2018年11月08日、陳春根の判決公判が神戸地裁姫路支部で開かれ、裁判長は無期懲役の判決を下した。裁判長は前田巌さんの事件について、「客観的状況から殺害したと考えられないこともない。遺体が発見されず死因も不明で、合理的疑いが残る。殺害現場とされる場所や関係先で、拳銃、薬莢、弾痕、血痕などが発見されておらず、証拠が不十分」などと述べ、生存の可能性も捨てきれないとして無罪を認定した。その他の事件では、「自らの手を汚すことなく金銭で配下に指示して及んだ犯行は残虐かつ冷酷。命を軽視する姿勢が顕著で、更生は期待できないが、別の事件の判例と比べると、死刑を選択するのがやむを得ないとまでは言えない」などと述べ、6事件での10罪を有罪とした。
  • 陳春根の裁判員裁判は、公判前整理手続きが72回行われ、最初の起訴から初公判まで6年以上かかった。裁判の公判は週4回のペースで行われることとなり、裁判員の候補となった501人のうち421人が辞退。初公判から1箇月の間に、裁判員に選ばれた6人のうち3人が辞任した。検察側と弁護側の双方があわせて120人以上の証人を法廷に呼ぶなど、初公判から判決まで207日、公判回数70回という、過去最長の裁判員裁判となった。
  • 陳春根は12の事件で起訴されて19の罪に問われ、そのうち7事件の11罪が裁判員裁判で審理された。裁判員裁判の対象外である5事件の8罪でも起訴されており、別に審理が進められていて、2019年01月09日に判決が言い渡される予定。
  • 2018年11月09日、陳春根は無期懲役の判決となった神戸地裁姫路支部の判決を不服として、大阪高裁に控訴した。
  • 2019年03月15日、殺人や逮捕監禁致死などの罪で起訴されていた上村隆の判決公判が神戸地裁姫路支部で開かれ、裁判長は死刑の判決を下した。これまでの公判で上村は3人の死亡や陳春根との共謀について否認していたが、焼却炉に人の骨が残っていたことや、「拳銃で殺害し遺体を焼却した」と上村から聞いたとする証言者の話などが決め手となり、3人の死亡は全て上村の犯行だと認定された。
  • 裁判長は3人全員の死亡について陳春根の関与も認定し、3人と怨恨や融資トラブルを抱えていた陳が主導したと判断し、「『会社社長を拳銃で殺害する計画を打ち明けられた』とする関係者の証言の信用性は高い。上村は報酬目当てで陳の指示に従い、実行犯として中心的な役割を果たした。不合理な弁解を繰り返し、反省していない。各犯行の悪質性は際立っていて、更生の兆しも見られない。3人の人命が犠牲になった結果は重大。首謀者が他にいることをもって死刑を回避する理由にはならないし、死刑を回避すべき事情も見いだせない」などと述べた。
  • 上村隆の裁判員裁判は、裁判員の候補となった539人のうち449人が辞退。裁判員に選ばれた6人のうち2人が辞任した。初公判から判決まで166日で、裁判員裁判としては207日に及んだ陳の裁判に次いで過去2番目の長さとなった。同日に上村の弁護士は「我々の主張が認められず、再度、裁判所の判断を仰ぎたい」と述べ、即日控訴したことを明らかにした。