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2017年10月19日14時頃、福岡県大牟田市にある『浪川会』の本部事務所で発砲事件があった。事務所を訪ねてきた男が「知り合いに会わせて」と依頼し、組員が事務所の中に案内したところ拳銃を取り出したため揉み合いになり、2発発砲して組員はケガをした。男はその場で組員らに取り押さえられ、警察に引き渡された。男は道仁会系の元組員だとみられている。

2017年11月09日、逮捕されていた道仁会系元組員が殺人未遂の疑いで再逮捕された。元組員は「射殺された道仁会前会長のあだ討ちをするつもりだった」と供述しているという。

2018年05月22日、道仁会系元組員の論告求刑公判が開かれ、検察は懲役7年を求刑した。06月19日、道仁会系元組員の判決公判が開かれ、裁判長は懲役5年の実刑判決を下した。


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浪川会本部事務所で発砲 容疑の元組員逮捕
2017年10月19日(木) 18時39分

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(RKB 毎日放送) http://rkb.jp/news/news/40137/

浪川会事務所で拳銃を発砲 1人けが 男を逮捕 道仁会の元組員か 「刑務所にいた知人を…」 福岡県
2017/10/19 20:55

(TNC テレビ西日本) http://www.tnc.co.jp/news/articles/NID2017101900700

浪川会本部事務所 男が拳銃発砲
2017年10月19日 19時06分

(NHK NEWS WEB) https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20171019/4947731.html

福岡の組員、足撃たれ負傷 事務所で発砲、63歳男逮捕
2017.10.19 19:57

(産経ニュース) http://www.sankei.com/west/news/171019/wst1710190078-n1.html

指定暴力団浪川会の本部で発砲、組員1人けが 福岡
2017年10月19日19時48分

(朝日新聞DIGITAL) http://www.asahi.com/articles/ASKBM5T7JKBMTIPE025.html




浪川会本部での発砲事件 銃弾が事務所の外まで
2017/10/26 18:45

(TNC テレビ西日本) https://www.tnc.co.jp/news/articles/5025

浪川会事務所銃撃 再逮捕へ
2017年11月9日(木) 12時05分

(RKB 毎日放送) http://rkb.jp/news/news/40408/

「射殺された前会長のあだ討ち」 浪川会本部発砲 道仁会元組員を“殺人未遂”で再逮捕 福岡県
2017/11/09 17:20

(TNC テレビ西日本) http://www.tnc.co.jp/news/articles/NID2017110900818

浪川会発砲 道仁会系元幹部を再逮捕へ「前会長の恨み」
2017年11月9日 06時55分

(毎日新聞) https://mainichi.jp/articles/20171109/k00/00m/040/178000c

組事務所発砲疑い再逮捕、殺人未遂で別の組元幹部 福岡県警
2017.11.9 17:14

(産経ニュース) http://www.sankei.com/west/news/171109/wst1711090081-n1.html

浪川会本部“発砲” 道仁会系元幹部に7年求刑 検察「会長に引退迫りに押しかけた」 福岡県大牟田市
2018/05/22 18:00



(TNC 西日本テレビ) https://www.tnc.co.jp/news/articles/NID2018052201955

大牟田の浪川会発砲 元幹部に懲役7年求刑 /福岡
2018年5月23日

(毎日新聞) https://mainichi.jp/articles/20180523/ddl/k40/040/418000c


(追記)

大牟田の浪川会発砲 道仁会系元組幹部、懲役5年実刑判決 /福岡
2018年6月20日

(毎日新聞) URL不明



このニュースのまとめ

  • 2017年10月19日14時頃、福岡県大牟田市上官町にある『浪川会』の本部事務所で発砲事件があり、拳銃が2発発砲されて1発が組員(36)の右足の指に当たってケガをした。
  • 道仁会系元組員とみられる榎芳秋(63・愛知県豊橋市)が浪川会本部を訪れて「懲役で同じだった者がいるから会わせて」と依頼し、組員が事務所に入れたところ拳銃を取り出したため、取り押さえようとして揉み合いとなった。その際に2発発砲され、撃たれた組員らがその場で榎を取り押さえて銃刀法違反(拳銃所持)の疑いで常人逮捕した。
  • その後に浪川会系組員が「事務所が撃ち込まれたようだが110番が入っていませんか」と警察に通報し、榎は警察に引き渡された。撃たれた組員は病院に運ばれたが、命に別状は無かった。
  • 2017年11月09日、逮捕されていた榎芳秋が殺人未遂の疑いで再逮捕された。榎は「射殺された道仁会前会長のあだ討ちをするつもりだった」と供述しているという。道仁会は2006年に代替わりする際に会長人事をめぐって分裂し、複数の傘下組織が離脱して九州誠道会(現在の浪川会)を結成。2007年に九州誠道会によって三代目道仁会会長が射殺される事件が起こっていた。
  • 2018年05月22日、拳銃1丁と実弾23発を所持していた銃刀法違反の罪に問われている榎芳秋の論告求刑公判が福岡地裁久留米支部で開かれた。起訴状によると、榎は浪川会の前身の九州誠道会組員によって殺害された道仁会前会長の供養のため、浪川会会長に引退を迫るつもりだったが、浪川会組員ともみ合いになり、2発が発射された。検察側は「敬愛していた道仁会の元会長が殺害され、浪川会の会長に引退を迫るために押しかけた、暴力団独自の論理に基づく危険で悪質な犯行だ」と述べ、長期の収容が必要だとして懲役7年を求刑。弁護側は「組織的犯行ではなく罪を認めて反省している、危険な行為ではあるものの、被告なりに一般市民を巻き込まないよう安全に配慮していた」として減刑するよう求めた。
  • 2018年06月19日、榎芳秋の判決公判が福岡地裁で開かれ、裁判長は懲役5年の実刑判決を下した。裁判長は「前会長を殺害された報復のための犯行だったという主張は暴力団特有の論理で、動機を正当化できない。暴力団による組織的犯行ではないことなどを考慮しても相当長期間の服役は免れない」などと述べた。



 ⇒ 浪川会について 
浪川会が代替わりし二代目浪川会が発足、浪川政浩前会長は総裁に就任





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