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2019年03月15日、六代目山口組若中の良知組『良知政志』組長が亡くなった。69歳だった。

良知組長は1978年に三代目山口組『伊堂組』傘下『後藤組』へ加入し、山口組入り。後藤組で若頭補佐や若頭を歴任した。2008年に後藤組長が除籍され後藤組が解散すると、地盤を引き継いで六代目山口組の直参に昇格。六代目山口組幹部に起用されるも、1年ほどで退任。

近年は闘病生活を送っていて、入院や手術が続き、六代目山口組の定例会も欠席していると言われていた。


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6代目山口組直参、良知組長が死亡
2019年03月15日

(いまにしのりゆき) http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/55024437.html

六代目山口組で「巨星落つ」…武闘派・後藤組を支えていた良知組長が逝去、その在りし日の姿
2019.03.23

(Business Journal) https://biz-journal.jp/2019/03/post_27194.html



このニュースのまとめ

  • 2019年03月15日昼、六代目山口組若中で『良知組』組長の良知政志が、病気のため亡くなった。69歳だった。死因はガンだとみられる。
  • 2019年03月18日昼、静岡県榛原郡にある良知組の本部事務所で、良知組長の葬儀が執り行われた。



良知政志の経歴

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良知政志は1949年07月21日生まれ、静岡県の出身。良知組長は若くして有力テキヤ組織に加入したが、程なくして離脱。愚連隊として暴れまわり、縁あって三代目山口組『伊堂組』舎弟だった『後藤組』組長の後藤忠政と知り合い、1978年に盃を受けて後藤組に加入した。

1981年、後藤組内に良知総業を設立、これが良知組の前身となっている。1984年に四代目山口組が発足すると、後藤組は直系組織となる。良知組長は1986年に後藤組若頭補佐に起用され、1987年には後藤組若頭に就任した。1990年に良知総業を良知組へ改称。

1986年、良知総業の舎弟頭が、衆議院議員だった糸山英太郎をナイフで切り付けるという事件を起こす。糸山の政治資金パーティーのパーティー券に絡んだトラブルから、糸山・右翼の野村秋介・後藤組長の三者会談が設けられたが、その会談やその後の糸山の振る舞いが引き金となり、襲撃に至ったとされる。

良知組長は武闘派ぶりが注目され、巨大な後藤組を切り盛りし、後藤組の暴れん坊と評された。一方で情に厚く、堅気からの評判も良いとされる。

2008年10月に後藤組長処分問題が発生し、後藤組長は六代目山口組本家から除籍され、後藤組は解散する。良知組長は後藤組総本部長だった『藤友会』会長の塚本修正とともに、後藤組の地盤を継承し、それぞれ六代目山口組の直参に昇格した。

直参昇格後は、2011年09月に六代目山口組幹部に抜擢され、2012年03月には六代目山口組組織委員長代理に就任したが、2012年11月に幹部職を退任し、六代目山口組若中に戻った。退任の理由は体調不良のためだとされる。

2015年08月末に六代目山口組が分裂して神戸山口組が結成されるが、良知組は六代目山口組と神戸山口組の抗争において、目立った動きを見せなかった。

2019年03月15日、良知組長は病気のため逝去。享年69歳。





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