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2020年11月26日までに、大阪府公安委員会は大阪府にある飲食店の経営者に対し、暴力団と知りながら場所や料理を提供しないよう指導した。六代目山口組の直系組長らが4回この店を利用して会合を行っていて、府公安委は組長らにも場所や料理の提供を受けないよう指導した。


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「コロナで客減り…」 暴力団に会合開かせた飲食店経営者に指導 大阪
2020.11.26 18:31

(産経新聞) https://www.sankei.com/affairs/news/201126/afr2011260018-n1.html

大阪府内の中華料理店で会合、山口組幹部ら指導
2020年11月26日19時25分

(日刊スポーツ) https://www.nikkansports.com/general/news/202011260000886.html

暴力団に会合場所提供 飲食店経営者らを指導―大阪府公安委
2020年11月26日20時46分

(時事通信) https://www.jiji.com/jc/article?k=2020112601183



このニュースのまとめ

  • 2020年01月~03月、六代目山口組の直系組長2人(70代と60代)は、大阪府にある中華料理店で会合を計4回開催し、経営者の男性(60代)は組長ら各回8人程度に合計約15万円分の料理を提供した。
  • 2020年11月26日までに、大阪府公安委員会は大阪府暴力団排除条例に基づき、経営者の男性に対し、暴力団員だと知りながら宴会場所や料理を提供するなどの利益供与をしないよう行政指導した。会合を開いた組長2人にも、店から場所や料理の提供など利益供与を受けないよう指導した。
  • 2020年01月に六代目山口組と神戸山口組が特定抗争指定暴力団に指定され、警戒区域での組事務所への立ち入りや5人以上で集まることが禁じられていたため、組長らは警戒区域外で会合を開いたとみられている。
  • 警察は別の事件の捜査で暴力団事務所を捜索したところ、カレンダーに飲食店名などが記載されていたため、調べを進めて条例違反が発覚したという。
  • 経営者の男性は「新型コロナウイルスの影響で客も減っていたので、金を払ってくれるなら暴力団でもいいと思った」と説明し、組長らは「今後この店で会合をしない」などと話しているという。



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