
2022年10月31日、特定抗争指定暴力団の警戒区域で組事務所を新設したとして、六代目山口組『秋良連合会』系組長が暴力団対策法違反の疑いで逮捕された。
2021年から六代目山口組と神戸山口組が特定抗争指定暴力団に指定され、大阪市などが警戒区域に設定されていたが、大阪市内のビルに組事務所を開設していたという。
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全国初、警戒区域内に組事務所 山口組系3次団体組長を逮捕
2022/10/31 17:00
(産経新聞) https://www.sankei.com/article/20221031-UP5MLGSFPRPD3C5IRBL7RBFUZQ/
屋外に監視カメラ、室内には代紋…暴力団事務所を新設容疑で組長逮捕
2022年10月31日 21時11分
(朝日新聞) https://www.asahi.com/articles/ASQB06TX8QB0PTIL02G.html
このニュースのまとめ
- 2022年10月31日、六代目山口組『秋良連合会』幹部で『柳川興業』会長の柳川誠二こと劉誠二(49・大阪市生野区)が、暴力団対策法違反の疑いで逮捕された。
- 逮捕容疑は2021年07月中旬、特定抗争指定暴力団の警戒区域に設定されている、大阪府大阪市の生野区新今里4にあるビルの1階に組事務所を開設した疑い。
- このビルには多数の監視カメラが設置され、室内には監視カメラのモニターや、山口組の代紋や看板などがあったという。複数の組員の出入りも確認されていて、警察が組事務所だと判断した。
- 各都道府県の公安委員会が暴力団対策法に基づき、2020年01月から全国の10府県で六代目山口組と神戸山口組が特定抗争指定暴力団に指定され、これまでに17市町が警戒区域に設定されている。
- 警戒区域に設定されると、警戒区域内にある両山口組の組事務所は使用が制限され、新設も禁止。組員が5人以上集まるなどの行為も禁止となり、違反すると逮捕される。
- 暴力団対策法で、警戒区域内の組事務所の新設を立件するのは全国で初めてだという。
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