
2021年10月04日、六代目山口組『三代目弘道会』系組員が統括役の詐欺グループから特殊詐欺の被害にあった被害者6人が、六代目山口組の司忍組長と三代目弘道会の竹内照明会長に代表者責任があるとして、約1350万円の損害賠償を求めて提訴した。被害者6人は2018年に1人あたり100万~350万円を騙し取られていて、統括役の組員を含む8人が逮捕されていた。
2023年02月01日までに、被害者6人は司忍組長と竹内会長との間で和解が成立し、解決金が支払われた。
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特殊詐欺被害者が六代目山口組トップらを提訴
2021/10/4 15:57
(産経新聞) https://www.sankei.com/article/20211004-DQDTC3BD4NKJZF7REOKUGF4H64/
特殊詐欺、山口組組長側が解決金 被害者6人と和解―東京地裁
2023年02月01日18時06分
(時事通信) https://www.jiji.com/jc/article?k=2023020100939&g=soc
このニュースのまとめ
- 2021年10月04日、特殊詐欺にあった女性6人(70~80代)が暴力団対策法に基づき、六代目山口組の司忍こと篠田建市組長らを相手に代表者責任を問い、計1346万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。
- 被害者は2018年08~12月、金融庁の職員などを装った嘘の電話を受け、クレジットカードを騙し取られ、1人あたり100~350万円を搾取された。詐欺の統括役の六代目山口組『三代目弘道会』系組員2人、実行役ら6人、計8人が詐欺罪などで逮捕・起訴され、有罪判決が確定していた。
- 被害者6人は、騙し取られた金の一部が三代目弘道会側に渡っていたということで、代表者責任を問い、六代目山口組の司忍組長、三代目弘道会の竹内照明会長、実刑が確定した統括役の組員2人の計4人を提訴した。
- 2023年02月01日までに、被害者6人は損害賠償を求めて提訴していた、司忍組長と竹内会長との間で和解が成立した。司忍組長らは被害者6人に解決金を支払った。金額は非公開。他に提訴していた詐欺の統括役の組員2人については、2022年に請求通り1346万円の賠償を認める判決が出ている。
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