2023年02月02日、愛知県公安委員会は暴排条例に基づく勧告に従わなかったとして、愛知県豊橋市の露天商組合の事業者名を公表した。
この露天商組合は六代目山口組『十一代目平井一家』系の組事務所の賃料を肩代わりしていたことが発覚し、県公安委員会が利益供与しないよう勧告していたが、その後も六代目山口組若頭補佐を務める十一代目平井一家の薄葉政嘉総裁にみかじめ料として約500万円を支払っていたという。
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暴力団にみかじめ料提供 愛知の露天商組合を公表
2023/02/02 18:42
（サンケイスポーツ） https://www.sanspo.com/article/20230202-YLR5RC6YUVPWRDDCIYKSFCW3OY/
「勧告」受けるも「みかじめ料」支払い 露天商組合を公表
2023年02月02日 18時56分
（NHK） https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230202/3000027389.html
六代目山口組傘下の平井一家に「みかじめ料」…条例の勧告に従わず支払い続けた露天商の組合名を公表
2023/02/02 21:05
（東海テレビ） https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20230202_24968
このニュースのまとめ
- 2023年02月02日、愛知県公安委員会は、過去に暴力団排除条例に基づく勧告を受けたのにも関わらず、六代目山口組若頭補佐を務める十一代目平井一家の薄葉政嘉総裁（65）にみかじめ料を払ったとして、愛知県豊橋市の露天商組合の事業者名と住所を公表した。
- この露天商組合は『愛知県東部街商協同組合』で、2015～2019年まで暴力団事務所の賃料を肩代わりするなどして、計約405万円を六代目山口組『十一代目平井一家』に支払っていたことが発覚。愛知県暴力団排除条例で禁止されている暴力団への利益供与にあたるとして、2020年03月に愛知県公安委員会から勧告を受けていた。
- しかしその後、愛知県警の調査で、この露天商組合が2021年04月にも十一代目平井一家の薄葉総裁にみかじめ料として現金500万円を支払っていたことが判明した。
- 愛知県暴力団排除条例では、勧告を受けた事業者がそれに従わなかった場合、事業者名と住所を公開できるようになっている。愛知県公安委員会は勧告に従わなかった露天商組合の事業者名と住所、薄葉総裁の氏名と住所を愛知県の広報誌などに公表した。
- 愛知県警の聴取に対し、露天商組合の元理事長（70代）は「自分たちの後ろ盾に誰がいるかということは極めて重要。後ろ盾となっている平井一家を助けるためみかじめ料を利益供与した」などと話しているという。
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