suzukikazuhiko1

2022年03月06日、六代目山口組舎弟を務めていた旭導会の鈴木一彦会長が亡くなった。81歳だった。鈴木会長は1992年に山口組の直参に昇格。2005年に六代目山口組が発足すると若頭補佐に抜擢され、北海道から初めて山口組の最高幹部に就いた組長だった。


スポンサーリンク


一般客騒然!六代目山口組・司忍組長が「朝の品川駅」に現れたワケ
2022年03月10日

(FRIDAY) https://friday.kodansha.co.jp/article/233300

六代目山口組“北の重鎮”鈴木一彦「旭導会」会長が死去 最高幹部が北海道に集結
2022.03.13

(週刊実話) https://weekly-jitsuwa.jp/archives/52667



鈴木一彦会長の経歴、愚連隊から稼業入り

鈴木一彦会長は1940年07月生まれ。若い頃から愚連隊として活動し、17歳で渡世に入り、20歳で後に五代目山口組舎弟となる関保会の赤石秀雄総長を訪ねて盃を貰ったとされる。

赤石総長は、北海道の3大ヤクザ組織の1つで、関東のテキヤの一大勢力であった寄居系列の北海道寄居連合会の中核を担っていた、寄居一家平木三代目関(寄居関保連合 / 関保会)を1972年に継承。寄居一家平木三代目関は全勢期には1000人近い勢力を誇っていたとされる。

赤石総長が寄居一家平木三代目関を継承すると、鈴木会長は寄居一家平木三代目関三代目赤石分家(鈴商組)の名乗りを許され、1980年頃には赤石総長の跡目代行に指名された。

鈴木会長は一時期は関東に身を置き、関東ヤクザのシノギなどの手法を学び、北海道旭川市に戻って不動産業や金融業を手掛け、経済基盤を構築したとされる。



地盤を継承し山口組の直参に昇格

1980代後半~90年代前半に全国の独立組織が広域組織の傘下に加入する動きが活発となり、元三代目山口組柳川組北海道支部長だった誠友会の石間春夫会長が、1985年に四代目山口組へ加入。北海道初の山口組の直参が誕生していた。

赤石総長は1989年09月に五代目山口組へ加入し、北海道から2人目の山口組直参となった。寄居一家平木三代目関を関保会に改称し、五代目山口組舎弟に就いた。

1991年10月頃、関保会の定例会の席で内紛が生じ、発砲事件に発展。1人が銃撃されて亡くなり、鈴木会長も重症を負った。赤石総長はこの内紛の責任を問われ、五代目山口組から除籍処分された。

関保会の組員らは五代目山口組の預りとなったが、1992年02月に鈴木会長が関保会の地盤を継承し、旭導会を結成して五代目山口組の直参に昇格。五代目山口組の渡辺芳則組長の盃を受け、五代目山口組若中に就いた。旭導会は北海道旭川市に本部を置いた。

2001年09月、鈴木会長が何者かに拉致される事件が発生したとされる。犯人は身代金が目的の犯行で、鈴木会長の解放と引き換えに3億円を要求していたという。鈴木会長は数日後に解放され、犯人らは逮捕されたとみられている。


suzukikazuhiko2
山口組の納会で新直参を紹介する鈴木会長



山口組の執行部入り、道内初の最高幹部

2005年08月、五代目山口組若頭であった司忍(弘道会)会長が六代目山口組組長を襲名すると、鈴木会長は六代目山口組の発足と同時に六代目山口組若頭補佐に抜擢され、山口組の北海道勢で初の本家執行部入りとなった。

2008年10月には六代目山口組の関東ブロック長も務め、関東組織の義理場に足を運ぶなどして平和共存に貢献したとされる。2011年10月に六代目山口組舎弟に直り、執行部から退任した。

鈴木会長は2009年03月、虚偽の運転免許更新申請書を提出したとする免状不実記載の疑いで逮捕。2018年12月、虚偽の住民異動届を役所に提出し、車の名義を変更した電磁的公正証書原本不実記録の疑いで逮捕。2019年09月、不正に歯科医院の患者カルテを入手し、医師を脅した恐喝未遂の疑いなどで逮捕されている。



神戸山口組と抗争、同じ山口組傘下とのトラブルも

2015年08月に六代目山口組が分裂して神戸山口組が結成された後、旭導会は神戸山口組に参加していた池田組『二代目孝昇会』とたびたび衝突した。

2016年03月、北海道旭川市にある二代目孝昇会会長の自宅に車が突っ込む事件が発生し、旭導会系組員が逮捕された。同月に北海道旭川市の路上で二代目孝昇会組員らが旭導会系組員に暴行を加え、二代目孝昇会組員らが逮捕された。

同月に北海道旭川市にある旭導会系組事務所に消化器が投げ込まれて窓ガラスが割られ、二代目孝昇会会長らが逮捕された。2016年04月には二代目孝昇会会長の自宅に火炎瓶が投げ込まれ、旭導会組員が逮捕されるなど、同じ旭川市を拠点とする二代目孝昇会とのあいだで抗争が繰り返された。

旭導会系組員と神戸山口組系組員が小競り合いをしている時の動画が流出しており、神戸山口組系組員が旭導会系組員に向かって「旭導1人でどうやって神戸山口組とケンカすんだコラ」などと煽る様子がみられた。

2022年02月、同じ六代目山口組傘下で北海道を拠点とする茶谷政一家組員とトラブルになり、旭導会組員が木刀で茶谷政一家組員を襲撃するなどの事件も発生している。

2022年03月06日、鈴木会長は病気のため亡くなった。享年81歳。03月08日には六代目山口組の司忍組長らが北海道旭川市を訪れ、鈴木会長の葬儀に参列した。

2022年03月23日、旭導会の川合彰典若頭が跡目を継ぎ、二代目旭導会会長を継承した。川合会長は六代目山口組の直参に昇格し、六代目山口組若中に就いている。



 ⇒ 関連記事 




















スポンサーリンク