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2019年03月までに、架空の投資話で複数人から計約1億円を騙し取ったとして、投資コンサル会社『テキシアジャパンホールディングス』会長、元社長、幹部会員の元警察官、六代目山口組『三代目弘道会』傘下『野内組』幹部など、計10人が詐欺や出資法違反などの疑いで逮捕された。

会長らは架空の投資話を持ち掛け、元本保証や高配当を約束して投資を募り、これまでに全国の約1万3000人から計約460億円を集めていたとみられている。会長はキングと名乗り、コンサートを開いたり神社の宮司になるなどして自身を神格化し、日本を元気にすると銘打って出資者を募り、ネズミ講のようなピラミッド型の組織で会員を増やして行った。

警察は、元警官や暴力団幹部が絡んだ巨額投資詐欺事件と見て捜査を進め、会長ら9人が出資法違反などの罪で起訴され、野内組幹部は不起訴処分となった。

2021年06月16日、会長の判決公判が開かれ、裁判長は懲役8年の判決を言い渡した。これまでの公判で会長の弁護側は「元社長の指示で資金集めの広告塔をしたに過ぎない」として、会長が黒幕ではないと主張していたが、裁判長は「被告の供述を信用出来ない。テキシア社の最高権力者に君臨し、自ら嘘をついて現金を集めた」などとして、会長が主犯だと認定した。続きを読む