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2020年02月19日、赤福餅で有名な三重県伊勢市の老舗和菓子屋『赤福』のグループ会社である酒造メーカー『伊勢萬』が、10年以上のあいだ六代目山口組系組織に焼酎などのお酒を計約8000本販売していたことが発覚した。そのうち約半数は代紋や名古屋弘道会などの文字が記載された特製品だったという。

赤福の浜田益嗣会長が交際していた六代目山口組系幹部から依頼を受け、会長が直接受注して取引していたことが判明し、浜田会長は責任を取り赤福会長や親会社『浜田総業』社長など全ての役職を辞任した。

この代紋入りの焼酎は、2019年12月に骨董店で代紋入りの空き瓶を入手した男が赤福へ瓶を持ち込み、会社から現金を脅し取ろうとする事件が発生して明るみに出た。男は恐喝未遂の疑いで起訴され、02月25日の初公判で懲役1年6箇月が求刑され、03月09日に懲役1年の実刑判決が言い渡された。続きを読む