2021年04月21日までに、静岡県富士宮市にある六代目山口組『良知二代目政竜会』の本部事務所が、静岡県暴追センターによって使用差し止めを求める仮処分を静岡地裁に申請された。
良知二代目政竜会は、良知組の良知政志組長が亡くなった後に後継組織として発足。良知組があった静岡県榛原郡吉田町から東京都足立区へ移転しようとしたが頓挫し、良知組の上部団体であった後藤組があった静岡県富士宮市に拠点を構えていたとみられている。
2021年05月12日付で、静岡地裁は良知二代目政竜会の組事務所の使用を差し止める仮処分を決定し、24日には仮処分が執行されて組事務所に組員立ち入り禁止の看板が設置された。
しかし、その後も良知二代目政竜会の組事務所に組員が出入りしていたため、静岡県暴追センターは06月24日までに、組事務所を使用すると1日に100万円の制裁金を課す、間接強制を静岡地裁に申し立て、07月30日に静岡地裁が間接強制を決定した。
その後、組員の出入りは激減し、11月10日までに撤退が確認された。2022年03月22日には住民との間で和解も成立した。続きを読む