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2018年11月08日、元暴力団組員や元会社社長など3人を死亡させたとして逮捕されていた、兵庫県姫路市にあるパチンコ運営会社の実質経営者だった中村春根こと陳春根の、判決公判が開かれた。

陳春根は2009~2011年、実行役の上村隆と共謀して元暴力団組員や元会社社長を殺害したり、別の元暴力団組員を監禁して死亡させたりと、12の事件で19の罪に問われている。

裁判長は元会社社長の事件について、証拠が不十分などとして無罪を認定。それ以外は有罪とし、陳春根に無期懲役の判決を下した。求刑の死刑は回避された。

2019年03月15日、陳春根の指示で犯行を実行したとして逮捕されていた上村隆の判決公判が開かれ、裁判長は死刑の判決を下した。上村は陳春根の裏仕事を担っていたとみられ、報酬目当てでの犯行で、3人の死亡は全て上村の犯行だと認定された。

2021年01月28日、陳春根の控訴審の判決公判が開かれ、裁判長は地裁の無期懲役判決を支持した。弁護側は上告したが検察側が上告しなかったため、陳春根は今後、死刑判決が言い渡されることは無くなった。

2021年05月19日、上村隆の控訴審の判決公判が開かれ、裁判長は地裁の死刑判決を支持した。陳と上村の裁判は別々に行われ、一審の裁判員裁判で証拠採用などに差があるため、犯行を指示した主犯の陳春根が無期懲役となり、実行役の上村隆が死刑判決になるという、ねじれ判決が起きている。続きを読む