宅見組が神戸山口組から離脱　豊中市が警戒区域から除外
2023/3/27 17:56

（産経新聞） https://www.sankei.com/article/20230327-HUCXWH7OZBODPOTDP55IGEK2ZU/

暴力団「宅見組」の神戸山口組からの“離脱”確認　組長自宅ある豊中市を特定抗争「警戒区域」から除外
2023年03月27日 18:40

（関西テレビ） https://www.ktv.jp/news/articles/?id=05342

• 2023年03月27日、大阪府警は、神戸山口組傘下だった二代目宅見組が、神戸山口組から離脱したことを認定した。

• 二代目宅見組の入江禎組長は、六代目山口組で総本部長、舎弟頭を歴任したが、2015年08月に複数の組織ともに六代目山口組を離脱し、神戸山口組を結成。神戸山口組副組長に就き、神戸山口組のナンバー2となっていた。

• 2020年01月に六代目山口組と神戸山口組が複数の府県で特定抗争指定暴力団に指定され、複数の市町が警戒区域に設定された。入江組長の自宅が大阪府豊中市にあるため、豊中市も警戒区域となった。2022年05月に入江組長の自宅に車が突っ込み、六代目山口組『三代目弘道会』系組員が逮捕される事件も起こっていた。

• 2022年09月に神戸山口組の井上邦雄組長と組織運営をめぐって衝突し、神戸山口組から離脱。10月に神戸山口組は入江組長を除籍処分とし、二代目宅見組は独立組織となっていた。

• 大阪府警は、二代目宅見組の離脱が偽装離脱の可能性もあるとみて、慎重に捜査を進めていた。

• 大阪府警は二代目宅見組が神戸山口組から離脱したことを認定し、特定抗争指定暴力団である神戸山口組の傘下組織ではなくなったため、04月06日に入江組長の自宅がある豊中市を警戒区域から除外することを決めた。

• 大阪府警は今後、独立組織となっている二代目宅見組を指定暴力団に指定する方向で捜査を進めている。