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2020年08月、神戸山口組若頭補佐を務める二代目木村會の山本彰彦会長が神戸山口組を離脱し、六代目山口組に移籍したと報じられた。

山本会長は六代目山口組『大同会』に所属していたが、2016年に大同会を離脱して神戸山口組へ移籍。神戸山口組で若中、幹部を歴任し、神戸山口組若頭補佐に就任していた。

2020年08月15日に二代目木村會幹部が銃撃される事件が発生しており、その事件をきっかけに山本会長と二代目木村會は神戸山口組を離脱し、六代目山口組の高山若頭の預かりになったとみられている。

2020年09月までに、山本会長のみが高山若頭の預かりとなり、二代目木村會は明道會に改称して六代目山口組『六代目豪友会』に加入したとみられている。


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六代目山口組が神戸山口組に勝利宣言する日　山一抗争とそっくりな展開
2020.8.21 15:38　週刊朝日

（AERA dot.） https://dot.asahi.com/wa/2020082100025.html?page=1

六代目山口組に攻撃された二代目木村會までも…止まらぬ神戸山口組からの離脱
2020.08.21 19:30

（Business Journal） https://biz-journal.jp/2020/08/post_175188.html

六代目山口組に復帰した二代目木村會は「髙山若頭預かり」に…揺れる神戸山口組
2020.08.22 18:20

（Business Journal） https://biz-journal.jp/2020/08/post_175194.html

神戸山口組の一角がまたしても崩れる…最高幹部が引退、二代目宅見組にも動きが
2020.09.02 18:00

（Business Journal） https://biz-journal.jp/2020/09/post_177324.html



このニュースのまとめ

  • 2020年08月、神戸山口組若頭補佐で『二代目木村會』会長の山本彰彦（53）が、神戸山口組を離脱したと報じられた。
  • 山本会長は六代目山口組『大同会』に所属していたが、2016年02月に大同会を離脱し、神戸山口組へ移籍。神戸山口組若中～幹部を経て、2017年06月に神戸山口組若頭補佐に就任していた。
  • 2020年08月15日には、二代目木村會の幹部が六代目山口組『二代目竹中組』系組員に銃撃される事件が発生。その影響もあって、山本会長は神戸山口組から離脱したとみられている。
  • 2020年08月20日頃、二代目木村會は六代目山口組に出戻り、六代目山口組の高山清司若頭の預かりになったとされる。
  • 2020年08月30日頃、二代目木村會の山本会長は六代目山口組『四代目倉本組』の預かりとなり、二代目木村會は若頭の山口耕司が取りまとめ、高山清司若頭の預かりとなったとされる。
  • 2020年09月02日頃、二代目木村會は明道會に改称し、山口耕司が会長に就いた。明道會は六代目山口組『六代目豪友会』に加入し、山口会長は六代目豪友会幹部に就いたとみられている。



山本彰彦会長と木村會の経歴

山本会長は1967年05月生まれ、山口県の合田一家系組織で渡世を開始。合田一家系組織を離脱した後、しばらくしてから初代木村會に加入。自身で喜竜会を立ち上げ、山口県岩国市に本部を置いた。

木村會は初代会長の木村阪喜が立ち上げた組織。木村会長は1973年頃に木村會の前身となる木村組を結成し、愛媛県松山市に本部を置いた。三代目山口組『加茂田組』に加入し、加茂田組では若頭補佐を務めた。

1977年に地元組織の兵藤会との『第2次松山抗争』が勃発、木村会長は抗争に参戦して懲役8年の刑に服すことになる。木村会長の服役中に加茂田組は四代目山口組跡目問題により、山口組を離脱して一和会を結成していた。1986年頃に出所すると木村組を木村會に改称。

1988年に一和会理事長で加茂田組組長の加茂田重政が引退し、加茂田組は解散。その後に一和会は四代目山口組との抗争に敗れて解散。木村会長は四代目山口組若頭で二代目山健組組長の渡辺芳則の舎弟となり、山健組に移籍。数年ぶりに山口組へ復帰した。

1989年に三代目山健組が発足すると、木村会長は三代目山健組舎弟頭補佐に就任。長らく舎弟頭補佐を務め、2004年に三代目山健組舎弟頭へ昇格。

2005年08月に六代目山口組が発足すると、木村会長は11月に内部昇格で六代目山口組の直参となった。2009年10月に六代目山口組組織委員に就任し、2012年04月には六代目山口組幹部に起用されたが、体調不良で2013年10月に退任する。

2015年03月に木村会長は引退。木村會で会長秘書、本部長、若頭を歴任していた山本彰彦が2015年12月に二代目木村會会長を継承するが、六代目山口組の直参にはならず、六代目山口組若頭補佐で大同会会長の森尾卯太男の舎弟となった。

2016年02月、山本会長は六代目山口組『大同会』を離脱し、神戸山口組へ移籍。神戸山口組若中に就任し、二代目木村會は神戸山口組の傘下となった。2017年04月に山本会長は神戸山口組幹部に起用され、2017年06月には神戸山口組若頭補佐に昇格した。

2016年03月、愛媛県松山市にある駐車場に止めてあった二代目木村會関係者の車が破壊される事件が発生。六代目山口組『秋良連合会』系組員らが逮捕された。

2017年06月に愛媛県西条市で、二代目木村會幹部が六代目山口組『二代目大石組』幹部に刺される事件が発生するも、抗争には発展しなかった。

2018年11月に栃木県宇都宮市で、二代目木村會組員と六代目山口組『三代目弘道会』系組員ら総勢約30人が乱闘する騒動が発生。

2020年03月には栃木県宇都宮市で、二代目木村會系組員が車に乗っているところを鉄パイプで襲撃され、車が壊される事件が起こっている。

2020年08月、山口県岩国市の路上で、二代目木村會幹部が銃撃される事件が発生。六代目山口組『二代目竹中組』系組員が出頭し逮捕された。

2020年08月、山本会長と二代目木村會は神戸山口組を離脱し、六代目山口組の高山若頭の預かりになったと報じられる。



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