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2018年08月03日、日本ボクシング連盟会長の山根明が、元暴力団組長と交友関係があったと、週刊誌や新聞紙が報じた。日本ボクシング連盟と山根会長をめぐっては、連盟の有志などから不正の告発がされていて、数々の不正疑惑について批判を受けている。山根会長は暴力団との交際報道が出た後に出演した生放送番組で、交際が報じられた元山口組若中で森田組組長だった森田昌夫の名前を出し、森田元組長から「3日以内に引退しないと、山根の過去をばらすぞ」と脅されていると述べた


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日本ボクシング連盟スキャンダル 山根明会長の「マル暴」との深い関係
2018.08.03

(FRIDAYデジタル) https://friday.kodansha.ne.jp/sn/u/sport/105005

ボクシング 連盟会長、暴力団組長と交友 過去に50年以上 「近いうち全部言う」
2018年8月3日

(毎日新聞) https://mainichi.jp/articles/20180803/ddn/041/050/048000c

ボクシング連盟・山根会長が「脅された」と訴えた森田組元組長は山口組直参だった…2人の本当の関係とは?
2018.08.03

(Business Journal)http://biz-journal.jp/2018/08/post_24298.html

独占入手! 山根明会長「ヤクザ抗争」告白文書 反山根派から公然と「恥を知れ」 夕刊フジが携帯電話で直撃も…
2018.8.3

(zakzak 夕刊フジ) https://www.zakzak.co.jp/spo/news/180803/spo1808030001-n1.html
 
山根明会長が主張、元暴力団組長から脅迫受けた「過去ばらすぞ」/BOX
2018.8.3 11:18

(SANSPO.COM) https://www.sanspo.com/sports/news/20180803/box18080311180008-n1.html

山根会長、元暴力団関係者との過去に「けんかを…」
2018年8月4日6時29分

(nikkansports.com) https://www.nikkansports.com/sports/news/201808030000886.html





元暴力団組長を独占取材! 山根会長は「50年来の付き合いで、弟みたいな関係」
2018年8月5日 日曜 午前11:15

(FNN) https://www.fnn.jp/posts/00346360HDK

ボクシング 山根会長「元組長と交友50年」 辞任は否定
2018年8月5日 21時25分

(毎日新聞) https://mainichi.jp/articles/20180806/k00/00m/050/095000c

山根明会長、夕刊フジ取材に“マル暴”交際認めた「元組長との付き合いは58年」 韓国、家族、村田問題を赤裸々に語る
2018.8.6

(zakzak 夕刊フジ) https://www.zakzak.co.jp/spo/news/180806/spo1808060006-n1.html

独占インタビュー・日本ボクシング連盟騒動 “ドン”が元暴力団組長に反論!
2018年08月08日 06時05分

(wjn 週刊実話) https://wjn.jp/article/detail/3708076/

日本ボクシング連盟 山根明会長が辞任を表明
2018年8月8日 18時57分

(NHK NEWS WEB) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180808/k10011568971000.html



このニュースのまとめ

  • 2018年07月27日付で、都道府県のボクシング連盟の有志や元オリンピック選手など333人で構成する『日本ボクシングを再興する会』が、日本オリンピック委員会(JOC)、日本スポーツ協会、文部科学省、スポーツ庁などの関係機関に、日本ボクシング連盟の山根明(78)会長の不正を告発する告発状を提出した。告発状では12項目にわたる不正が告発されていて、助成金の不正流用、試合用グローブの独占販売、不正判定などが問題視された。
  • 山根明は1939年10月生まれ。奈良県ボクシング連盟を経て日本代表監督を19年間務め、1991年に日本ボクシング連盟(JABF)理事となり、1994年~2002年まで国際ボクシング連盟(AIBA)常務理事に就任。2010年に日本ボクシング連盟副会長、2011年02月に日本ボクシング連盟会長に就任し、2012年10月には日本ボクシング連盟終身会長となった。2018年04月からは日本大学の客員教授も務めている。
  • 2018年08月03日、写真週刊誌『FRIDAY』は山根会長と元六代目山口組若中で森田組組長だった森田昌夫(81)の関係を報じた。新聞紙『毎日新聞』も山根会長と森田元組長の交友関係を報じた。
  • 山根会長は森田元組長との関係について、20歳頃に大阪市にある玉造の商店街で、1対6のケンカをしている時に仲介に入った人物を介して知り合ったという。「僕の兄弟は生き別れしてですね、相手も年が2つ上ですし、やくざの兄貴というわけではなく、実の兄貴としてお付き合いはありました」とした上で、「僕の若い時にそういうね、(暴力団関系の)仲間はおりました。だけど(元暴力団組長の)舎弟とか、正式な杯も受けてません。正式な組員ではありません」などと述べた。
  • 2018年08月03日、山根会長が日本テレビで放送している情報番組『スッキリ』に生出演し、「なぜテレビの生(番組)に出たかと、理由があります。昨日、おとといですね、元暴力団、森田組の組長から私の知人を朝方の1時ごろ呼んでは、『話は山根に言っとけ、3日以内に引退しないと、山根の過去をばらすぞ』と脅迫を受けました。だから、僕は立ち上がったんです」などと述べ、森田元組長から脅迫を受けたと語った。
  • 森田元組長は取材に対し「山根はワシの弟みたいな関係。20代の頃からかれこれ50年くらいになる。10代末の頃からワシの下で6~7年ヤクザをしていた、盃は交わしていないが。山根には私の使い走りをさせていた。山根は(上部団体の)小田秀組の当番にも入っていたし、ワシの兄貴分(小田秀臣)の運転手もしとったはずや。山根が結婚する際には婚姻届けの証人になった。3年前までは、1週間に1回か、ここにきて飯食って、世間話して連盟の話を聞いたりなんやかんやしてアドバイスして。山根と絶縁して3年になる。天狗になってしまって。ある日、ワシに対して失礼なことがあった。このままでいくとみっともないし、個人としても辞めて、すっきりする方がいいぞと(山根会長に伝えた)。そしたら(山根会長は)脅迫されたって」などと述べたとされる。
  • 1999年には森田元組長は日本ボクシング連盟の理事だった山根と一緒に韓国へ行き、韓国のボクシング団体の幹部とカラオケなどで交流したこともあったが、2011年に山根が日本ボクシング連盟の会長に就任してからは関係が途絶えたという。日本ボクシング連盟が加盟する日本スポーツ協会では、反社会的勢力との交流を禁じるガイドラインを2016年11月に策定している。
  • 山根会長が2013年に関係者に配布した文書では「奈良県ボクシング連盟は暗黒の世界の始まりでした。と申しますのも、ヤクザが連盟に介入していたのです。(中略)そのような危機的状況を私は体を張り、命を懸けて奈良県アマチュアボクシング連盟を守った結果、すべてのヤクザ組織を排除することができました。その後、ヤクザ組織は一切関与することなくなり、逆に一目置かれる存在となっていきました」などと記載されていて、自身がボクシング団体から暴力団を排除したとしていた。
  • 2018年08月08日、山根会長は大阪市内で記者会見を開き、「私は本日をもって、会長を辞任致します」などと述べ、日本ボクシング連盟の会長を辞任した。



森田昌夫について

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森田組組長の森田昌夫は1937年01月生まれ、大阪出身。鶴橋駅付近で愚連隊の幹部だった小田秀臣(後の三代目山口組本部長)と知り合い、高校卒業後に小田秀臣の元で活動を開始。

1958年、小田秀臣が副会長を務める『明友連合会』と『浪速会』が大阪の天王寺で乱闘事件を起こし、森田は逮捕され約7年間服役した。森田が服役中に小田秀組は三代目山口組『地道組』の傘下となり、1964年に三代目山口組の直系組織となった。

森田は出所後に小田秀組の本部長を長く務め、外部との揉め事の処理や交渉を任され、小田組長のフトコロ刀と呼ばれた。1984年06月に四代目山口組が発足する際に小田組長が引退し、小田秀組が解散すると、森田は竹中正久から盃を受けて四代目山口組の直参となる。

1989年05月に発足した五代目山口組、2005年08月に発足した六代目山口組でも引き続いて直参となった。小田秀組の本部があった天王寺を拠点に活動していたが、2007年06月に引退。森田組も解散した。



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