
2022年06月06日未明、佐賀県佐賀市にある神戸山口組『二代目宅見組』傘下『三代目石川一家』の組事務所に、車が突っ込む事件が発生した。直後に六代目山口組『一道会』傘下『二代目定松組』組員が出頭し、建造物損壊の疑いで逮捕された。
ここ最近は神戸山口組系の組事務所、組長宅、関係先などを狙った事件が多発していて、この事件の前日には神戸山口組の井上邦雄組長の自宅が銃撃される事件も起こっていた。
事件後、2022年09月に二代目宅見組は神戸山口組を離脱し、現在は独立組織となっている。
2022年11月01日、逮捕されていた二代目定松組組員の判決公判で、裁判長は懲役1年6箇月(求刑懲役2年)の実刑判決を言い渡した。
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暴力団事務所に車衝突疑い 佐賀、出頭の山口組系組員逮捕
2022/6/6 10:47
(産経新聞) https://www.sankei.com/article/20220606-SI54OBIDKZNUVFU7M4RGIYULO4/
神戸山口組系の事務所に車で突っ込みシャッターを破壊 暴力団組員の男を逮捕 抗争の可能性も【佐賀県】
2022/06/06 (月) 11:40
(サガテレビ) https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2022060609774
神戸山口組系の組事務所に車で突っ込む 山口組系組員の男逮捕
2022.06.06 11:50
(福岡放送) https://www.fbs.co.jp/news/news96cxj6qmfnwfnsno0v.html
六代目山口組系組員の男 車で突っ込む 対立する神戸山口組系事務所に
2022年6月6日 月曜 午前11:59 サガテレビ
(フジテレビ) https://www.fnn.jp/articles/-/370576
暴力団組事務所に車突っ込む 山口組系組員の男逮捕
2022/06/06 12:17
(テレビ朝日) https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000257099.html
暴力団事務所を壊した罪などで起訴 被告の暴力団員 初公判
2022年09月29日 12時32分
(NHK) https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20220929/5080012845.html
暴力団事務所に車で突っ込んだ男に懲役1年6カ月の実刑判決【佐賀県】
2022/11/01 (火) 17:40
(佐賀テレビ) https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2022110111337
このニュースのまとめ
- 2022年06月06日03時頃、佐賀県佐賀市本庄町袋にある神戸山口組『二代目宅見組』傘下『三代目石川一家』の組事務所に、何者かが乗った車が突っ込んだ。
- 事件から約20分後、事件現場から北に約3km離れた佐賀北警察署に、六代目山口組『一道会』傘下『二代目定松組』組員の清原昇悟(36)が「暴力団事務所に車で突っ込んだ。衝突させた車に乗ってきた」として出頭して来た。
- 警察が現場を調べた所、組事務所の入り口のシャッターの一部が壊れていた。ケガ人は居なかった。組事務所内に居た関係者は「午前3時頃、大きな音がした」と話したという。
- 警察は、出頭して来た六代目山口組系組員の清原昇悟が犯行に及んだ可能性が高いとみて、建造物損壊の疑いで逮捕した。
- 現場は、JR佐賀駅から南に約2km離れた、住宅や店舗などが立ち並ぶ場所。警察は、犯行の動機や、六代目山口組と神戸山口組の対立抗争との関連を調べている。
- 2022年09月29日、逮捕され建造物損壊と建造物侵入の罪で起訴された、六代目山口組『一道会』傘下『二代目定松組』組員の清原昇悟の初公判が佐賀地裁で開かれた。
- 起訴状などによると、佐賀県佐賀市本庄町袋にある神戸山口組『二代目宅見組』傘下『三代目石川一家』の組事務所に、車で突っ込んでシャッターを壊し、金属バットでドアや外壁などを壊した疑い。
- 清原は起訴内容を「間違いありません」と認め、検察側は「現場を下見し、金属バットを事前に準備するなど計画的な犯行。自動車を2回シャッターに衝突させ、付近に人がい居ればケガをさせかねない危険で悪質な行為。住民の不安感や体感治安に与えた影響も軽視できない」として懲役2年を求刑、弁護側は自首していることや、被害が物損に留まり、住民に向けても謝罪の意思を示しているとして情状酌量を求めた。
- 2022年11月01日、六代目山口組『一道会』傘下『二代目定松組』組員の清原昇悟の判決公判が佐賀地裁で開かれ、裁判長は懲役1年6箇月の実刑判決を言い渡した。
- 裁判長は「危険性が高い粗暴な犯行で、事前の下見など一定の計画性も認められる。抗争関係にある暴力団組織の事務所を襲撃することで、組織内での自らの評価を上げられるなどと考えた、暴力団員特有の発想に基づく犯行の動機に酌むべき点は全くない」とした一方、「捜査機関に出頭しており自首が成立し、近隣住民に迷惑をかけたことを謝罪するなど、被告人なりに反省を示している」などと述べた。
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