住宅に手りゅう弾投げ爆発 六代目山口組傘下の暴力団員で63歳の男ら2人を再逮捕

2024年04月18日夜、池田組系組長の関係先とみられる民家で、窓ガラスが割れる爆発が起きた。この家には池田組系組長の関係者とみられる女性が住んでいるが、ケガ人は居なかった。現場には手榴弾の一部とみられる部品が見つかっていて、警察は組織的犯行も視野に、爆発の原因を調べている。

2024年06月19日、この事件の犯人とみられる六代目山口組『五代目山健組』系会長ら2人が逮捕された。07月10日、六代目山口組『五代目山健組』系会長は起訴され、もう1人は不起訴となった。

2024年12月18日、六代目山口組『五代目山健組』系会長に懲役12年が言い渡された。


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「ドーンという音が…」住宅街で爆発 窓ガラス割れる 何者かが何かを置いた可能性も 岡山・倉敷市
2024/4/19 11:06

(瀬戸内海放送) https://news.ksb.co.jp/article/15233710

【続報】倉敷市玉島で爆発音 住宅などの窓ガラス割れる 何者かが爆発物を投げ込んだ可能性も【岡山】
2024.04.19

【続報】倉敷市玉島で爆発音 住宅などの窓ガラス割れる 何者かが爆発物を投げ込んだ可能性も

(岡山放送) https://www.ohk.co.jp/data/32772/pages/

「カタギになろうよ」 池田組幹部の関係者宅に手榴弾が投げ込まれて警察が取っている声かけ作戦
2024年04月30日

(週刊新潮) https://www.dailyshincho.jp/article/2024/04300550/?all=1

6代目山口組・高山若頭が気を揉む、池田組副本部長への破門状と「手りゅう弾事件」の今後
2024年05月21日

(週刊新潮) https://www.dailyshincho.jp/article/2024/05210600/?all=1

倉敷市・住宅街での爆発事件 六代目山口組傘下の暴力団組員ら2人を逮捕へ 岡山
2024/6/18 16:46

(瀬戸内海放送) https://news.ksb.co.jp/article/15309844

住宅に手りゅう弾投げ爆発 六代目山口組傘下の暴力団員で63歳の男ら2人を再逮捕(岡山県警)
2024.06.19

(岡山放送) https://www.ohk.co.jp/data/26-20240619-00000005/pages/

倉敷市の住宅に手りゅう弾投げ込み…暴力団員を起訴・31歳男性は不起訴(岡山地検)【岡山】
2024.07.10

(岡山放送) https://www.ohk.co.jp/data/26-20240710-00000008/pages/

倉敷市の住宅に手りゅう弾…六代目山口組傘下暴力団員の男初公判 懲役16年求刑【岡山】
2024.11.06

(岡山放送) https://www.ohk.co.jp/data/26-20241106-00000014/pages/

【速報】倉敷市の住宅に手りゅう弾を投げ込み…暴力団組員の男に懲役12年の判決 岡山地裁
2024/12/18 10:50

(瀬戸内海放送) https://news.ksb.co.jp/article/15554620


このニュースのまとめ

  • 2024年04月18日22時10分頃、岡山県倉敷市玉島上成で「ドーンという爆発音を聞いた」と近隣住民が110番通報した。
  • 警察が付近を捜索したところ、契約社員の女性(61)の木造2階建ての自宅1階の窓ガラスが3枚割れていて、隣接するアパートの2階の窓ガラスも1枚割れていたという。現場からは手榴弾の部品の一部とみられるものが見つかった。
  • 女性は1人暮らしで事件当時は外出しており、ケガ人はいなかった。窓ガラスの飛散状況などから、自宅の敷地内の屋外の駐車場で爆発したとみられる。火災は起きておらず、爆風で割れたとみられている。
  • 現場は、JR新倉敷駅から南東に約1.3km離れた田畑が混在する住宅街。
  • この家は、池田組副本部長を務める田中会の田中勇次会長の関係先だとみられ、池田組と対立する六代目山口組との抗争の可能性もあるとみられている。
  • 警察は、何者かが手榴弾のような爆発物を投げ込んだ可能性があるとみて、組織的な犯行の可能性も視野に、器物損壊の疑いで捜査している。
  • 2024年06月19日にも、警察はこの事件の犯人とみられる六代目山口組系組長の男(63・広島県福山市)ら2人を、爆発物取締罰則違反などの疑いで逮捕する方針を固めた。
  • 現場付近の防犯カメラには、不審な車から住宅の敷地に向かって何かが投げ込まれ、その後に車が走り去る様子が映っていて、現場からは手榴弾の部品とみられるものが見つかっていた。警察が映像などを解析して組長ら2人が関与した疑いが強まったという。
  • 2024年06月19日、六代目山口組『五代目山健組』組員で浩竜会会長とみられる池上龍太郎(63・広島県福山市)、組員の田邊光(31・広島県福山市)の計2人が、爆発物取締罰則違反や建造物損壊などの疑いで逮捕された。
  • 逮捕容疑は2024年04月18日22時過ぎ、岡山県倉敷市玉島上成で、走行中の軽乗用車から住宅の駐車場に殺傷能力のある手榴弾を投げて爆発させ、壁、窓ガラス、周辺の住宅の一部などを損壊した疑い。
  • 犯行に使われた車は、岡山県井原市で駐車場の車から盗まれたナンバープレートが取り付けられていて、池上らはナンバープレートを盗んだとして05月に盗品等保管容疑で逮捕され、06月18日に窃盗の罪で起訴されていた。
  • 警察は、池上らがこの住宅が池田組副本部長を務めていた田中会の田中勇次会長の自宅だと思い込んで犯行に及んだとみて、暴力団の組織的な犯行も視野に捜査している。
  • 2024年07月10日、岡山地検は逮捕されていた、六代目山口組『五代目山健組』系会長の池上龍太郎を爆発物取締罰則違反などの罪で起訴し、組員の田邊光を不起訴処分とした。
  • 2024年11月06日、逮捕され爆発物取締罰則違反などの罪で起訴されていた、六代目山口組『五代目山健組』系会長の池上龍太郎(63)の初公判が岡山地裁で開かれ、池上は『間違いありません』と起訴内容を認めた。
  • 起訴状などによると、池上は2024年04月18日22時過ぎ、岡山県倉敷市玉島上成にある住宅の敷地内に向けて、軽乗用車の中から手榴弾を投げ込んで爆発させ、住宅の壁や窓ガラスを破壊したとされる。
  • 検察側は冒頭陳述で『敵対する暴力団組織を牽制する目的で敢行されたことは明らかで、一般市民に危害が及ぶことを何らいとわない暴力団組織特有の発想に基づく危険性の高い犯行。犯行は極めて悪質で、再犯の恐れも大きく、近隣住民は不安や恐怖を抱えている』などと指摘し、懲役16年を求刑した。弁護側は『池上は長い刑期を覚悟していて再犯の可能性はない。人に危害を加えるつもりはなく、捜査にも協力的だった』などとする旨を述べた。
  • 2024年12月18日、六代目山口組『五代目山健組』系会長の池上龍太郎の判決公判が岡山地裁で開かれ、裁判長は懲役12年の判決を言い渡した。池上はこれまでの公判で『世間や近所の一般の人らに怖い思いや被害を与えたことを申し訳なく思っている。あとは刑務所で償いたい』などと述べていた。


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