池田組 志龍会 発砲

2024年09月09日夕方、宮崎県宮崎市にある池田組『志龍会』の組事務所の敷地内で、志龍会系組長が拳銃で撃たれる事件が発生した。組長は病院に搬送されたが亡くなった。犯人は現場で拳銃を所持しており、その場で殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された。

逮捕された犯人は、六代目山口組『三代目弘道会』傘下『十代目稲葉地一家』系組長で、宅配業者を装って組事務所を訪れ、応対した組員に発砲したという。

2024年09月30日には、拳銃2丁を所持していたとして、十代目稲葉地一家系組長が銃刀法違反の疑いで再逮捕され、10月21日には十代目稲葉地一家系組長が銃刀法違反の罪で起訴された。

2024年12月24日、十代目稲葉地一家系組長が殺人の罪で追起訴された。


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【中継】宮崎市発砲事件で住民から不安の声 現場では8年前に元暴力団男性が刺殺される事件も
2024年09月09日 18時49分

(テレビ宮崎) https://www.umk.co.jp/news/?date=20240909&id=25008

宮崎市田代町で50代男性が拳銃のようなもので撃たれ死亡 60代くらいの男を現行犯逮捕
2024年09月09日 18時50分

(テレビ宮崎) https://www.umk.co.jp/news/?date=20240909&id=25007

容疑者は六代目山口組系組員 宮崎市の池田組系暴力団事務所での発砲事件 死亡したのは池田組系志龍会幹部
2024年9月10日(火) 17:19

(宮崎放送) https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/1417546?display=1

宮崎市発砲事件 拳銃のようなもの2丁押収 容疑者は事件について黙秘
2024年09月12日 18時46分

(テレビ宮崎) https://www.umk.co.jp/news/?date=20240912&id=25051

"拳銃のようなもの"2丁を押収 宮崎市の池田組系暴力団事務所での発砲事件 容疑者所持の1丁に加え屋外でも1丁 容疑者は調べに黙秘続ける
2024年9月12日(木) 19:00

(宮崎放送) https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/1424018?display=1

玄関あけたら配達員を装ったヒットマンが「ズドン!」白いケムリもあがり…抗争中の山口組系組員を殺人未遂容疑で逮捕……戦慄の防犯カメラ映像を入手〈宮崎市・池田組系事務所銃撃〉
2024.09.12

(集英社) https://shueisha.online/articles/-/251553

【宮崎・ヤクザ事務所で銃撃】宅配業者を装った男が発砲し煙が立ち上る凄惨現場…六代目山口組と池田組の抗争激化か
2024.09.12 19:45

(FLASH) https://smart-flash.jp/sociopolitics/305832/

「宅配業者を装って射殺」六代目山口組弘道会が池田組に銃口を向けた背景 「ラーメン組長」射殺事件の復讐か
2024.09.12 20:45

(週刊ポスト) https://www.news-postseven.com/archives/20240912_1990751.html

《宮崎で宅配業者を装ったヤクザが暴力団幹部を銃撃》超至近距離で狙ったのはなぜか?「今のヤクザは撃つのが下手。2m以上離れたら当てられない」
2024.09.22 16:00

(週刊ポスト) https://www.news-postseven.com/archives/20240922_1992323.html

【独走レポート】「山口組分裂抗争」10年目の重大局面へ 宅配業者を装ったヒットマン(63)の執念と幾重にもねじれた哀しき人生
2024.09.24 11:00

(週刊ポスト) https://www.news-postseven.com/archives/20240924_1991962.html

池田組系幹部を殺害、拳銃所持疑いで山口組系組員を再逮捕 宮崎
2024/9/30 14:08

(産経新聞) https://www.sankei.com/article/20240930-BLTGYX6YMZPC3PFDX7GFO7EQWY/

宮崎市暴力団事務所発砲事件 銃刀法違反の罪で六代目山口組系組員の男を起訴
2024年10月21日(月) 19:45

(宮崎放送) https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/1502601?display=1

宮崎市の暴力団事務所発砲事件 被告の男を殺人の罪でも起訴
2024年12月24日 18時46分

(テレビ宮崎) https://umk.co.jp/news/?date=20241224&id=26296


このニュースのまとめ

  • 2024年09月09日15時30分頃、宮崎県宮崎市田代町125にある池田組『志龍会』の組事務所の周辺で、「拳銃を持っている人がいて、発砲する音がした」と110番通報があった。
  • 警察などによると、組事務所の玄関付近で志龍会系組長の上津曲哲也さん(52)が倒れていて、駆けつけた消防隊員が心臓マッサージを施したが意識はなかったという。上津曲さんは胸のあたりを撃たれて負傷しており、宮崎市内の病院に搬送されたが約2時間後に亡くなった。
  • 発砲音は5発ほど確認されていて、警察は現場で拳銃1丁を持っていた男(60代ぐらい)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
  • 事件現場は、JR九州『宮崎駅』から南東に約2kmの場所にある住宅街。
  • 警察は、上津曲さんと犯人の詳しい身元や関係性を調べるとともに、暴力団による抗争事件の可能性も視野に、犯行の経緯や動機などを捜査している。
  • 2024年09月10日、現場で逮捕された男は、六代目山口組『三代目弘道会』傘下『十代目稲葉地一家』組員で吉井組組長とみられる吉井誠(63)だと判明した。
  • 吉井は志龍会の組事務所に段ボールを持って訪れ、事務所に1人で居た上津曲さんが応対し、玄関のドアを開けたところを撃ったとみられていて、宅配業者を装っていた可能性があるという。
  • 2024年09月12日、警察は志龍会組事務所の敷地内で、吉井が逮捕時に所持していた拳銃とは別の拳銃1丁と、段ボール1箱を押収した。いずれも吉井が持ってきたものだとみられている。また、上津曲さんの死因は出血性ショックで、左胸と右臀部に撃たれた跡があったことが分かった。
  • 警察の取り調べに対し、吉井は黙秘を続けているという。
  • 2024年09月30日、逮捕されていた六代目山口組『三代目弘道会』傘下『十代目稲葉地一家』組員で吉井組組長とみられる吉井誠(63・愛知県名古屋市)が、銃刀法違反(加重所持)の疑いで再逮捕された。
  • 再逮捕容疑は2024年09月09日15時25分頃、宮崎県宮崎市田代町125にある池田組『志龍会』の組事務所で、回転式の拳銃2丁と実弾複数発を所持していた疑い。拳銃には実弾が装填された状態で、2丁とも事件に使われたとみられている。
  • 2024年10月21日、宮崎地検は逮捕されていた六代目山口組『三代目弘道会』傘下『十代目稲葉地一家』組員で吉井組組長とみられる吉井誠を、銃刀法違反の罪で起訴した。地検は殺人未遂については処分保留とし、捜査を続けている。
  • 2024年12月24日、宮崎地検は逮捕されていた六代目山口組『三代目弘道会』傘下『十代目稲葉地一家』組員で吉井組組長とみられる吉井誠を、殺人などの罪で追起訴した。





事件現場の志龍会事務所


池田組と志龍会について

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岡山県に本部を置く池田組の池田孝志組長は、1992年に五代目山口組の直系組長となり、六代目山口組体制で最高幹部を歴任。2015年に六代目山口組が分裂して神戸山口組が結成されると、離脱して神戸山口組に結成メンバーとして参画し、神戸山口組舎弟頭に就任した。

池田組長は経済手腕に長け、金融や不動産などを手広く展開し、抜群の資金力を誇るとされ、神戸山口組を資金力で支える4人の大御所の1人だった。

宮崎県を拠点とする志龍会は、六代目山口組の分裂後に六代目山口組『四代目石井一家』の複数の幹部らが離脱し、神戸山口組『池田組』に移籍して新たに結成した組織。志龍会会長は池田組若頭代行に就任した。


志龍会と石井一家の抗争

志龍会は元の所属組織である、大分県を拠点とする四代目石井一家との間でたびたび分裂対立抗争が起こっている。

2016年08月、宮崎県宮崎市にある志龍会の組事務所付近で、志龍会組員らと元六代目山口組『四代目石井一家』系組員らが路上で乱闘になり、元四代目石井一家系組員1人が刃物で刺されて亡くなる事件が発生した。

この事件で志龍会会長を含む、志龍会の組員ら10人以上が逮捕され、主犯格に懲役16年の判決や、一部無罪になるものも居た。分裂抗争で緊張が高まっていた中、偶発的なバッティングからトラブルとなり、乱闘に発展した末の事件だったとみられる。

それ以降、志龍会と四代目石井一家の間で断続的に抗争が起きていて、双方の幹部や組長が襲撃されたり、組事務所が荒らされるなど事件が起こっている。

2019年01月、志龍会組員が背後から車に轢かれるなどの事件が発生し、四代目石井一家系組長らが逮捕された。

2020年09月、宮崎県宮崎市にあるマンションの駐車場で、志龍会系組長が刃物で刺される事件が発生し、四代目石井一家幹部ら数人が逮捕された。

2022年04月、四代目石井一家系組員らが志龍会事務所の窓ガラスを割って侵入し、組事務所内を荒らしたとして逮捕された他、志龍会事務所の近くの駐車場で金属バットを準備して集合したとして逮捕されている。


池田組は抗争の標的に

池田組は神戸山口組の結成以降、六代目山口組から抗争の標的とされていて、2016年05月に池田組の高木忠若頭が岡山県岡山市のマンションの駐車場で六代目山口組『三代目弘道会』系組員に撃たれて亡くなり、後任の前谷祐一郎若頭も2020年05月、岡山県岡山市にある池田組の組事務所前で六代目山口組『大同会』幹部に銃撃された。

この前谷若頭は、2024年01月に愛媛県四国中央市にあるスタバでかつての部下を銃撃し、逃走の末に逮捕されている。

2020年07月、池田組長は神戸山口組の井上邦雄組長と組織運営を巡って対立し、神戸山口組を離脱。池田組は独立組織となった。

池田組は独立してからも六代目山口組からの襲撃が相次ぎ、傘下組事務所や組長の関係先に車が突っ込んだりしている他、2022年10月には散髪中の池田組長がナイフを持った六代目山口組『五代目山健組』系幹部に襲撃される事件が発生。池田組長は別室に居て、ボディーガード役の組員が犯人を取り押さえたため、池田組長は無傷で難を逃れた。

その他にも、池田組系組長の関係先の民家で手榴弾が爆発したり、池田組幹部が襲撃されたりしている。

池田組と六代目山口組の抗争が相次ぐことから、2022年12月に両組織は特定抗争指定暴力団に指定されている。


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