
2024年09月20日、宮崎県宮崎市にある池田組『志龍会』の組事務所など計2箇所について、宮崎県警は使用を制限する仮命令を出した。志龍会の組事務所では今月に敷地内で傘下組長が銃撃される事件があり、六代目山口組系組長が逮捕されていた。
2025年03月、宮崎県暴追センターは志龍会の組事務所について、使用の差し止めを求める仮処分を宮崎地裁に申し立てた。04月18日、宮崎地裁は志龍会の組事務所について、使用を差し止める仮処分を決定し、05月01日に執行された。
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宮崎市の暴力団事務所発砲事件 現場の池田組系事務所などに使用制限の仮命令
2024年9月20日(金) 17:17
(宮崎放送) https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/1439863?display=1
宮崎市田代町の暴力団事務所 使用を制限する初の仮命令
2024年09月20日 18時03分
(NHK) https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20240920/5060019349.html
銃撃事件発生の暴力団「志龍会」事務所 使用差し止めの仮処分執行 解散表明も 宮崎県警「偽装の可能性も 引き続き調査・警戒」
2025年5月2日(金) 19:03
(宮崎放送) https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/1892623
このニュースのまとめ
- 2024年09月20日、宮崎県警は宮崎県宮崎市田代町125にある池田組『志龍会』の組事務所と隣接する組事務所の計2箇所について、暴力団対策法に基づいて使用を制限する仮命令を出した。
- 志龍会の組事務所では、2024年09月09日に志龍会系組長の上津曲哲也さんが玄関から出たところを拳銃で撃たれて亡くなる事件が発生していて、六代目山口組『三代目弘道会』傘下『十代目稲葉地一家』系組長の吉井誠が逮捕されていた。
- 池田組と六代目山口組は長らく抗争状態にあり、両組織は2022年12月に特定抗争指定暴力団に指定されている。特定抗争指定暴力団の警戒区域に設定された市町村にある両組織の組事務所は使用禁止となるが、宮崎市は警戒区域に設定されておらず、組事務所は使える状態にあった。
- 仮命令は暴力団抗争などが起きた場合に出すことができ、組員らの組事務所への集合などを禁止するもので、違反すれば3年以下の懲役か250万円以下の罰金に処せられる。仮命令の効力は15日間で、本命令は県公安委員会が組側から意見を聴取する機会を設けた上で出すかどうかを判断し、本命令が出されると組事務所の使用制限の期間が3箇月間に延長される。
- 2024年11月01日までに、宮崎県公安委員会は六代目山口組と池田組を特定抗争指定暴力団に指定し、警戒区域に宮崎市が設定された。設定された各市町村内での組事務所等の新設、組事務所への組員の出入り、対立組織の組事務所や組員の居宅周辺でのうろつき、対立する組員へのつきまとい、組員5人以上で集まることなどが禁止され、組事務所は実質的に使用禁止となる。
- 2024年12月、志龍会は宮崎県警に解散を届け出て解散した。吉田利成会長などほとんどは引退し、一部の組員が池田組に残留したとみられている。
- 2025年03月、宮崎県暴力追放センターは志龍会の組事務所について、近隣住民の委託を受け、暴力団対策法に基づいて訴訟担当制度を活用し、使用の差し止めを求める仮処分を宮崎地裁に申し立てた。
- 暴力団事務所の使用差し止めは、2013年から全国の暴力追放センターが代理で訴訟を起こせるようになっていて、仮処分が決定されると、この組事務所での定例会など会合の開催、組員の立ち入り、連絡員の駐在、紋章や表札の掲示などが禁止され、実質的に組事務所は使用禁止となる。
- 仮処分が認められれば、特定抗争指定暴力団の警戒区域から宮崎市が外れたり、抗争が終結したとしても、組事務所の使用制限が継続される。
- 2025年04月18日、宮崎地裁は志龍会の組事務所について、使用を差し止める仮処分を決定し、05月01日に執行された。
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