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2020年03月04日、組織への不満を口にした組員に暴行したとして、六代目山口組若中の『二代目兼一会』会長ら6人が傷害の疑いで逮捕された。二代目兼一会会長が直参昇格前に所属していた『極心連合会』の組事務所内で起きた事件で、組員は左目を失明した。

2021年03月26日、植野会長の判決公判が開かれ、裁判長は懲役1年6箇月の判決を下した。


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組員の左目失明させた疑い、山口組直系会長ら6人逮捕
2020.3.4 12:57 

(SANSPO.COM) https://www.sanspo.com/geino/news/20200304/tro20030412570004-n1.html

組員殴り失明させる 容疑の山口組系幹部ら6人逮捕 大阪府警
2020.3.4 13:19

(産経ニュース) https://www.sankei.com/west/news/200304/wst2003040018-n1.html

“手柄横取り”でトラブル…組員に暴行し『失明』させた疑い 暴力団幹部ら6人逮捕
2020/03/05 09:05

(カンテレ 関西テレビ) https://www.ktv.jp/news/articles/87ad59d17c2247cfbdaaf8ad1115c652.html

6代目山口組ナンバー3の組本部で起きた謀反劇とヤキ入れ
2020/03/15 06:00

(日刊ゲンダイDIGITAL) https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/270444

『兼一会』植野会長“傷害事件発覚”の真相~証人尋問で飛び出した衝撃発言
2020.10.25

(週刊実話) https://weekly-jitsuwa.jp/archives/1770

六代目山口組・髙山若頭が進める“兵糧攻め”~菱統合と業界パワーバランスに異変
2021.03.21

(週刊実話) https://weekly-jitsuwa.jp/archives/14238

六代目山口組“次なる敵地攻略戦”で再び沈黙は破られるのか…
2021.04.04

(週刊実話) https://weekly-jitsuwa.jp/archives/15363



このニュースのまとめ

  • 2020年03月04日、六代目山口組若中で『二代目兼一会』会長の植野雄仁こと金奎轍(68・大阪市中央区)ら、計6人が傷害の疑いで逮捕された。
  • 逮捕容疑は2019年05月20日午後、大阪府東大阪市にあった六代目山口組『極心連合会』の組事務所1階で、極心連合会系組員(40代)に暴行を加え、左目を失明する重傷を負わせた疑い。
  • 組員は組織への不満を漏らしたため、植野会長が腹を立て暴行したとみられている。組員が目を押さえて組事務所から出ていく様子が防犯カメラに映っていて、その後に病院に入院したため事件が発覚したという。
  • 植野会長は神戸山口組『四代目山健組』の最高幹部だったが、2018年02月に絶縁処分され、六代目山口組『極心連合会』へ移籍。事件当時、植野会長は極心連合会副会長を務めていた。その後、2019年11月に六代目山口組の直参に昇格。同月に極心連合会は解散した。
  • 2020年05月07日、逮捕されていた二代目兼一会会長の植野雄仁こと金奎轍の初公判が開かれ、植野会長は起訴内容を認めた。
  • 起訴状などによると、2019年05月20日15時30分頃、大阪府東大阪市にある極心連合会の本部事務所1階で、組員に対して平手や拳で顔を殴り、足で蹴るなどの暴行を加え、左目失明など全治約1カ月のケガを負わせたとされる。
  • 検察の冒頭陳述などによると、組員は事件の数日後に三代目是木組組長を継承する予定だったが、極心連合会の事務所にいた幹部らが継承に反対。それに組員が反論して幹部らに暴言を吐くなどしたため、その場に居た植野会長が咎めた。組員はさらに反発したため、植野会長は組員を暴行したという。
  • 2021年03月12日、植野会長の公判で弁護側の被告人質問が行われた。植野会長などによると、組員は三代目是木組組長を継承することとなり、植野会長も継承に尽力していたが、継承式の前日に極心連合会の事務所で、最高幹部が「どこに事務所出すんや。出したら会長がパクられる。継承はやめとけ」と言い、別の最高幹部も「会長がパクられるんならやめとけ」と言った。組員はキレて「なんであかんのや。もうええわい」と最高幹部に捨て台詞を吐いて部屋を出て行った。植野会長は組員を呼び、礼儀がなっていないと正したところ、組員はふてぶてしい態度をとったため、平手で顔を数発叩き、腹を蹴ろうと膝を突き上げたところ、組員が頭を下げて来たため、膝が顔面に命中し、左目が失明したという。
  • 2021年03月18日、植野会長の論告求刑公判が大阪地裁で開かれた。検察側は「被害者の組員が失明に至ったのは、顔面を手加減せずに蹴った被告人の一方的な暴力であり、動機に酌量の余地は無い」などと主張し、懲役3年6カ月を求刑した。弁護側は「組員が最高幹部に暴言を吐くなどヤクザの掟に反する行為があり、注意しようとしたが反抗的な態度だったため犯行に及んだ。意図的ではない」などと主張した。
  • 2021年03月26日、植野会長の判決公判が大阪地裁で開かれ、裁判長は懲役1年6箇月の判決を下した。裁判では「自らの判断で一方的に暴力を振るっている。膝が偶然に顔に当たったとは言えない。被告人は自重すべき立場にあり、刑事責任は重い」などと指摘。組員とは示談が成立して減刑を求める嘆願書の提出されているが、「最大限考慮しても執行猶予には至らない」などと判断された。
  • 植野会長は、2018年02月に起きた兼一会の事務所前で兼一会幹部らが絆會幹部を暴行した事件で、防犯カメラの映像を消去して事件を隠蔽しようとしたとして逮捕され、2019年06月に懲役2年・執行猶予3年の判決を受けていた。これにより執行猶予が取り消され、合計3年6箇月の懲役になるとみられている。


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