
2025年01月下旬、神戸地裁は神戸山口組の井上邦雄組長の、神戸市北区鈴蘭台東町にある自宅の土地と建物を差し押さえ、強制競売の手続きを開始した。
2020年に神戸山口組『二代目宅見組』系組長(当時)から融資詐欺で2億5000万円をを騙し取られた男性が、2022年頃に井上組長らに代表者責任があるとして2億7000万円の損害賠償を求めて提訴していて、一審と二審で井上組長らに支払いが命じられており、この被害男性が井上組長や入江組長の自宅の土地と建物の強制競売を申し立てていた。
2025年04月には、神戸山口組副組長だった二代目宅見組の入江禎組長の自宅も、井上組長と同様に差し押さえられた。
スポンサーリンク
神戸山口組長宅、競売手続き開始 組員の事件で2億7000万円賠償責任 判決確定なら強制退去も
2025/4/15 20:45
(神戸新聞) https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202504/0018874838.shtml
神戸山口組の井上組長の自宅が「要塞化」 地元からのクレームの声が徐々に
2025年04月16日
(週刊新潮) https://www.dailyshincho.jp/article/2025/04160550/?all=1
「神戸山口組」組長の自宅を裁判所が差し押さえ 融資トラブルめぐる民事訴訟で支払い命令 強制競売へ
2025年4月17日 8:24
(読売テレビ) https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/ytb6b980891dda46ae9e2bd4934a7b07ae
神戸山口組組長の「タマ」が再び狙われる? 金銭トラブルで自宅差し押さえられ、強制退去の可能性
2025/04/18 10:55
(日刊ゲンダイ) https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/370704
神戸山口組組長宅が「強制競売」で「山口組分裂抗争」の“とどめ”になる可能性も…本人は邸宅を“堅牢化”の現在
2025.04.18 14:06
(FLASH) https://smart-flash.jp/sociopolitics/340435/1/1/
「神戸山口組」井上組長宅と「宅見組」入江組長宅を相次ぎ差し押さえ コンサル会社巡り融資トラブル2.7億円の賠償を受け
2025/04/22 16:40
(毎日放送) https://www.mbs.jp/news/kansainews/20250422/GE00065165.shtml
「ネットを張って要塞化」の自宅を井上組長は出て行くのか 2億7000万円の賠償命令で自宅が差し押さえ
2025年05月01日
(週刊新潮) https://www.dailyshincho.jp/article/2025/05010551/?all=1
このニュースのまとめ
- 2025年01月下旬、神戸山口組の井上邦雄組長の、神戸市北区鈴蘭台東町にある自宅について、神戸地裁が強制競売の手続きを開始し、土地と建物が差し押さえられた。
- 2020年にコンサルティング会社の役員の男性が、神戸山口組『二代目宅見組』最高幹部で『福原組』組長(当時)だった福原光三こと金光奉らから融資詐欺で2億5000万円を騙し取られていて、2022年頃に神戸山口組の井上邦雄組長、神戸山口組副組長で二代目宅見組の入江禎組長、福原光三こと金光奉ら計4人に対し、暴力団対策法に基づいて組のトップらに代表者責任があるとして、計2億7000万円の損害賠償を求めて京都地裁に訴訟を起こしていた。
- 2022年07月頃、神戸山口組『二代目宅見組』最高幹部で『福原組』組長の福原光三こと金光奉は引退し、福原組は解散したとみられている。また、2022年09月には神戸山口組副組長で二代目宅見組の入江禎組長が神戸山口組を離脱し、二代目宅見組は独立組織となっている。
- 2024年05月、京都地裁は『暴力団組織の存在を示して交渉した』などとして、井上組長ら4人に連帯して約2億7000万円の支払いを命じた。2024年12月の二審の大阪高裁の判決でも一審と同様の判決が言い渡されたとみられ、井上組長側は判決を不服として最高裁に上告しているという。
- この被害に遭った会社役員の男性が、井上組長や入江組長の自宅の土地と建物の強制競売を申し立てていた。強制競売の手続きは、入札公示の前段階まで進む予定だという。
- 兵庫県神戸市北区鈴蘭台東町にある井上邦雄組長の自宅は、井上組長が今も住んでいるとみられている。2022年06月に六代目山口組『三代目弘道会』系組員が門に向けて17発も拳銃を発射する事件、2023年06月には六代目山口組『二代目竹中組』系幹部が玄関にガソリンのような液体を撒いて火を付けようとする事件、2025年01月にも元六代目山口組『國領屋一家』系組長が敷地内に火を付ける事件が発生している。
- 井上邦雄組長の自宅をめぐっては、2022年に現在六代目山口組若頭補佐を務める五代目山健組の中田浩司組長が、鈴蘭台東町にある井上組長の自宅の他、神戸市中央区花隈町にある山健会館、稲美町中村にある井上組長の別宅の3つについて、不動産の所有権移転登記手続きを求める裁判を神戸地裁に起こしている。中田組長は井上組長の跡を継いで五代目山健組組長を継承したが、その後に神戸山口組から離脱して六代目山口組に移籍していて、山健組に関する不動産は当代の中田組長と先代の井上組長のどちらが所有しているかという問題が起こっている。
- 2024年09月に、中田組長が井上組長の自宅などの所有権の移転手続きを求めた裁判で、神戸地裁は中田組長側の主張を否定し、訴えを退けた。その後、二審の大阪高裁でも一審と同様の判決で、井上組長が勝訴したとみられていて、中田組長側は判決を不服として最高裁に上告しているという。
- 中田組長との裁判で井上組長がこのまま最高裁でも勝訴して所有権が認められ、損害賠償の裁判で原告の男性が最高裁でも勝訴して損害賠償が確定した上で、井上組長らから損害賠償の支払いがなかった場合、神戸地裁が入札を行い、井上組長は強制退去するとみられている。
- 2025年04月21日までに、神戸山口組から離脱して独立組織となっている二代目宅見組の入江禎組長の自宅も、井上組長の自宅と同様に差し押さえられ、強制競売の手続きが開始されたことが分かった。
神戸山口組の井上邦雄組長の自宅
スポンサーリンク
コメント
コメント一覧 (1)
竹内照明弘道会会長が6代目山口組若頭。
yamaguchi893
が
しました