大阪・ミナミ 暴力団「宅見組」本部事務所を売却・解体へ

2021年02月15日、大阪のミナミにある神戸山口組『二代目宅見組』の本部事務所について、大阪地裁が使用禁止の仮処分を決定した。

二代目宅見組の本部は、特定抗争指定暴力団の警戒区域内にあるためすでに使用が禁止されているが、2020年12月に大阪府暴追センターが仮処分を申し立てていた。今回の決定で、二代目宅見組は大阪市が警戒区域から解除された後も使用禁止となる。

その後、神戸山口組副組長だった二代目宅見組の入江禎組長は、2022年09月に神戸山口組を離脱している。

2023年04月、二代目宅見組の本部事務所は民間企業に売却され、05月末から解体作業が始まった。


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神戸山口組直系「宅見組」事務所の使用差し止め 大阪地裁が決定
2021/02/27 16:53

(朝日放送) https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_9741.html

「大阪の暴力団の象徴」、ミナミの「宅見組」事務所の差し止め決定
2021/02/28 19:00

(読売新聞) https://www.yomiuri.co.jp/national/20210228-OYT1T50118/

【独自】大阪・ミナミ 暴力団「宅見組」本部事務所を解体へ 民間企業が建物を3億円あまりで購入
2023.04.17 12:05

(読売テレビ) https://www.ytv.co.jp/press/kansai/detail.html?id=a6816317cfd14fb396a33f94035d4daa

最後の牙城が…大阪ミナミの中心部にある暴力団「宅見組」事務所売却で”これから起こること”
2023年05月03日

(FRIDAY) https://friday.kodansha.co.jp/article/309102

【独自】暴力団「宅見組」本部事務所解体始まる 民間企業に売却済みも抗争事件の標的避ける目的 大阪
2023.05.29 11:34

(読売テレビ) https://www.ytv.co.jp/press/kansai/detail.html?id=4753cee23e624a5ead50a57cdb1c7fef

暴力団「宅見組」本部事務所あったビル解体工事 山口組分裂で神戸山口組に…今年離脱 大阪
2023/05/29 17:45



(毎日放送) https://www.mbs.jp/news/kansainews/20230529/GE00050134.shtml

大阪・ミナミ暴力団「宅見組」旧本部本部事務所 解体
2023年5月29日(月) 20:00



(テレビ大阪) https://cdn.tv-osaka.co.jp/yasashii/news/?p=49784

売値は破格の3億3000万円「2代目宅見組本部」の実際のオーナーに浮上した「フィクサー」とは?
2023年07月04日

(週刊新潮) https://www.dailyshincho.jp/article/2023/07040600/?all=1

【完全版】解体工事がついに完了へ…購入者&仲介者が明かす『宅見組本部売却』騒動の一部始終
2023年08月19日

(FRIDAY) https://friday.kodansha.co.jp/article/327046

名門・武闘派&経済派ヤクザとして名を馳せた「宅見組」事務所跡地の購入者が明かす″ドロ沼の舞台裏″
2023年08月22日

(FRIDAY) https://friday.kodansha.co.jp/article/326429

2代目宅見組の本部事務所売却から1年 入江組長の身の振り方と山口組との抗争の関係
2024年04月02日

(週刊新潮) https://www.dailyshincho.jp/article/2024/04020550/?all=1

大阪市内の名門武闘派ヤクザ「宅見組」本部を「約6億円」で購入した「デベロッパーの狙い」
2024年07月08日

(FRIDAY) https://friday.kodansha.co.jp/article/379584


このニュースのまとめ

  • 2020年12月、大阪府暴力団追放推進センターは住民の委託に基づく代理訴訟制度を利用して、大阪府大阪市中央区にある神戸山口組『二代目宅見組』の本部事務所の使用差し止めを求める仮処分を、大阪地裁に申し立てた。
  • 二代目宅見組は、2020年01月に六代目山口組と神戸山口組が特定抗争指定暴力団に指定され、大阪市が警戒区域に設定されたため、すでに組事務所の使用が禁止されている。
  • 2021年02月15日付で、大阪地裁は神戸山口組『二代目宅見組』の組事務所について、大阪府暴力追放推進センターの訴えを認め、組事務所としての使用を差し止める仮処分を決定した。
  • 二代目宅見組は、すでに警戒区域によって組事務所の使用が禁じられているが、現状でも近隣住人に危害が及ぶ可能性があると判断されたとみられる。今回の決定で、大阪市が警戒区域から解除された後も組事務所の使用が禁じられる。警戒区域に設定されている自治体にある組事務所の使用禁止の仮処分は全国で初だという。
  • その後、神戸山口組副組長を務める二代目宅見組の入江禎組長は、神戸山口組の井上邦雄組長と組織運営をめぐって衝突があり、2022年09月に神戸山口組を離脱。二代目宅見組は独立組織となっている。
  • 2023年04月14日、大阪府大阪市にある民間企業が、二代目宅見組の本部事務所の土地と建物を計3億3000万円で購入し、二代目宅見組は撤退した。今後、建物を解体する方針だという。
  • 2023年05月29日、二代目宅見組の本部だった建物の、解体作業が始まった。





売却された二代目宅見組の本部事務所


五代目山口組若頭宅見勝 1巻 (実録極道抗争シリーズ)


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