山菱

2015年12月18日、インターホン破壊事件で逮捕されていた『三代目弘道会』若中で傘下『三代目高山組』組長の南こと篠田正樹らの初公判が名古屋地裁で開かれ、篠田らはインターホンを壊したという起訴内容を認めたという情報があった。

この事件は10月17日に篠田らが名古屋市にある神戸山口組『四代目山健組』傘下『健仁会』の事務所のインターホンを破壊したことが発端で、篠田らはその後に『健仁会』幹部に暴行されていた。



スポンサーリンク


対立組事務所のインターホン損壊 組長ら起訴内容認める
2015年12月19日 03:14

(メ~テレ 名古屋テレビ) http://www.nagoyatv.com/news/?id=123621

高山組組長ら 起訴内容認める
2015年12月19日(土) 11時57分

(CBCテレビ) https://hicbc.com/news/detail.asp?cl=c&id=0003F2DB


このニュースのまとめ

  • 2015年10月17日、六代目山口組『三代目弘道会』の傘下組長らが神戸山口組『四代目山健組』傘下『健仁会』の事務所のインターホンを破壊、数時間後に再び『健仁会』事務所に押しかけた所、『健仁会』幹部に暴行された。
  • 2015年10月18日、『三代目弘道会』の傘下組長に暴行しケガを負わせた傷害の疑いで『健仁会』本部長の内田諭(50)と若頭補佐の針山則宏(39)が逮捕された。
  • 同日、その関係先として愛知県名古屋市千種区にある『健仁会』に愛知県警が家宅捜索を行った。
  • 2015年10月19日、インターホンを破壊した暴力行為等処罰法違反(器物損壊)の疑いで『三代目弘道会』若中で傘下『三代目高山組』組長の南こと篠田正樹(42)と『三代目弘道会』若中で傘下『十代目稲葉地一家』副総長で『稲神総業』組長の押見晃(45)ら7人が逮捕された。
  • 同日、その関係先として愛知県名古屋市にある『三代目弘道会』や『十代目稲葉地一家』など6箇所に愛知県警が家宅捜索を行った。
  • 2015年10月22日、インターホンを破壊された報復をするため金属バットを持って集まっていた凶器準備集合の疑いで『四代目山健組』傘下幹部の苅田泉(65)と児島重典(41)が逮捕された。
  • 2015年10月23日、その関係先として兵庫県神戸市にある『四代目山健組』に愛知県警が家宅捜索を行った。
  • 2015年10月25日、インターホンを破壊された報復をするため金属バットを持って集まっていた凶器準備集合の疑いで『四代目山健組』傘下組長の鈴木元治(44)ら5人が逮捕された。
  • 2015年10月27日、インターホンを破壊した暴力行為等処罰法違反(器物損壊)の疑いで『三代目弘道会』傘下幹部の水篠新吾(37)と菅雅明(35)が逮捕された。
  • 2015年11月15日、インターホンを破壊された報復をするため金属バットを持って集まっていたとして凶器準備集合の疑いで神戸山口組『四代目山健組』傘下幹部の井上佳郎(43)や松浦義(37)ら6人が逮捕された。
  • 同日、すでに逮捕されていた『四代目山健組』傘下組長の鈴木元治ら6人が『三代目弘道会』の傘下組長に暴行しケガを負わせた傷害の疑いで再逮捕された。
  • 2015年12月18日、これら一連の事件の発端となった『三代目弘道会』若中で傘下『三代目高山組』組長の南こと篠田正樹と『三代目弘道会』若中で傘下『十代目稲葉地一家』副総長で『稲神総業』組長の押見晃の初公判が名古屋地裁で開かれ、篠田らはインターホンを壊したという起訴内容を認めた。


弘道会について

4d5
三代目弘道会本部とみられる建物 【出典】https://www.google.co.jp/maps/place/〒453-0067+愛知県名古屋市中村区宿跡町1丁目117/

弘道会

三代目弘道会(こうどうかい)は愛知県名古屋市中村区宿跡町1-117に本部を置き兵庫県神戸市中央区熊内町9-2-29に神戸事務所を置き愛知県名古屋市緑区乗鞍2-1304に本家を置く暴力団で、六代目山口組の二次団体。

<弘|道>

◆弘道会系譜
初 代 - 司 忍
二代目 - 高山清司
三代目 - 竹内照明
 
◆三代目弘道会組織図
会 長 - 竹内照明(六代目山口組若頭補佐・中部ブロック長)

◆執行部
若 頭 - 中野寿城(四代目山本組組長)
舎弟頭 - 中村英昭
舎弟頭補佐 - 鈴木 覚(正道会会長)
舎弟頭補佐 - 福島康正(福島連合会長)
本部長 - 間宮誠治(五代目河村一家総長)
若頭補佐・組織統括委員長 - 小松数男(小松組組長)
若頭補佐・渉外統括委員長 - 野内正博(野内組組長)
若頭補佐 - 古川陽忠(示道会会長)
若頭補佐 - 松山 猛(十代目稲葉地一家総長)
若頭補佐・懲罰統括委員長 - 大栗 彰(大道興業組長)
若頭補佐 - 野口新吾(二代目野口興業組長)
事務局長 - 室橋宏司(室橋興業組長)
 
◆舎弟
顧 問 - 武藤宏史(西部連合会長)
顧 問 - 浜田健嗣(浜健組組長)
相談役 - 中島 譲
舎弟・関東統括責任者 - 藤島洋志(藤島組組長)
舎 弟 - 磯部伸治(十代目常滑一家総長)
舎 弟 - 木村晃司(二代目野崎組組長)
舎 弟 - 関谷優二(関谷組組長)
舎弟・東北統括責任者 - 金田基一(金田組組長)
舎 弟 - 桑原達彦
舎 弟 - 浅丘健次(浅丘組組長)
舎 弟 - 山原清市(山原組組長)
舎 弟 - 石神正悟(六代目水谷一家総長)
 
◆幹部
加藤英喜(加藤組組長)
吉島 宏(三代目米川組組長)
中島政義(二代目中島会会長)
若生 肇(二代目小笠原一家総長)
中島政春(中政組組長)
鈴木吉実(五代目導友会会長)
石原道明(四代目高山組組長)
押見 晃(稲葉地一家副総長 稲神総業組長)
 
最終更新:2015-12-05 13:05:38

三代目弘道会は六代目山口組の二次団体、愛知県名古屋市中村区に本部を置いている。会長の竹内照明は六代目山口組若頭補佐。 

弘道会は後の六代目山口組組長・司忍が組織した組織で、三代目山口組『弘田組』が前身となっている。組長の弘田武志は三代目山口組『鈴木組』の若頭だったが1966年に鈴木組が解散すると弘田武志が地盤を引き継いで弘田組を結成、三代目山口組の直参となる。 

1984年の四代目山口組跡目問題で弘田は山本広派に回ったが、一和会には参加せずに引退。弘田組で若頭を務めていた司忍が地盤を引き継いで結成したのが弘道会である。司は弘道会を率いて四代目山口組発足と同時期に直参となった。 

1989年に五代目山口組が発足すると司は五代目山口組若頭補佐に抜擢されて執行部入り。2005年03月には弘道会会長を退き代替わりさせ、若頭を務めていた高山清司が二代目弘道会会長を継承し五代目山口組の直参に引き上げた。 

2005年05月、司は五代目山口組若頭に昇格し2005年08月には六代目山口組組長を襲名、暴力団社会の頂点となる。高山は六代目山口組若頭に起用され、山口組本家の運営も弘道会方式となった。 

2010年11月に高山は恐喝容疑で逮捕され、2014年06月に懲役6年の実刑が確定して収監されている。高山は2013年に二代目弘道会会長を退き代替わりさせ、若頭を務めていた竹内照明が三代目弘道会会長を継承し六代目山口組の直参となった。 

2014年11月に竹内は六代目山口組幹部に起用され、2015年04月には六代目山口組若頭補佐に昇格している。 

弘道会は結成してから地元の組織と抗争を繰り返し、常に勝利してきた歴史があるようだ。名古屋は独立した老舗組織が多数存在してたが、抗争ののち山口組の二次団体や弘道会の傘下に治めたりして名古屋の代紋を統一した。 

経済面では公共工事や用心棒代の他に風俗店の管理や風俗情報誌などにも手を広げ、豊富な資金を獲得していたという。弘道会本部の地下にあるプール一杯分の資金があると言われているようだ。 

弘道会は六代目山口組組長を輩出すると、今までの山健組に替わって一気に主流派に躍り出る。組長と若頭のポストを独占し、後には若頭補佐にも竹内を配置。山健組系の組織は冷遇され、名古屋寄りの弘道会シンパ組織が重用されるようになったとみられている。 




スポンサーリンク