
2021年10月18日、絆會(旧・任侠山口組)の本部である、兵庫県尼崎市にある四代目真鍋組の組事務所が解体されることとなった。四代目真鍋組の組事務所は2018年に仮処分が決定され、使用が禁止されていた。組事務所は民間業者に売却され、12月に解体された。
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絆会本部、解体し民間に売却へ 住民と警察、行政が連携、尼崎市で事務所撤去相次ぐ
2021/10/19 05:30
(神戸新聞NEXT) https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202110/0014772605.shtml
絆会本部の真鍋組事務所 年内にも更地化の見通し
2021/12/7 23:40
(神戸新聞NEXT) https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202112/0014898618.shtml
雑草茂る暴力団事務所の跡地 民間売却後も認定外れず 新たな本部はどこに…
2022/12/9 19:00
(産経新聞) https://www.sankei.com/article/20221209-S5FZXVHTTNLFJP4V6BJE2JLPHA/
このニュースのまとめ
- 2021年10月18日、絆會(旧・任侠山口組)の本部である、兵庫県尼崎市戸ノ内町3にある四代目真鍋組の組事務所が、民間業者に売却され解体される方針であることが分かった。
- 四代目真鍋組は六代目山口組の傘下だったが、池田幸治組長が2015年08月に六代目山口組を離脱して神戸山口組を結成。2017年04月には神戸山口組を離脱して任侠山口組(現・絆會)を結成。四代目真鍋組の事務所は任侠山口組の本部となっていた。2020年08月に池田組長は引退し、四代目真鍋組は解散したとみられている。
- 四代目真鍋組の組事務所は、2018年06月に使用を差し止めを求める仮処分が申し立てられ、09月に仮処分を決定され、組事務所の使用が禁止された。2020年04月には仮処分に従っていないとして間接強制を申し立てられ、10月に間接強制を決定され、組事務所を使用すると1日につき100万円の罰金が課せられることとなった。絆會は不服を申し立てたが、2021年03月に棄却されている。
- 組事務所の使用を約3年半のあいだ禁止されていた四代目真鍋組は、組事務所を売却する意向を示し、それを知った住民が購入を希望する民間業者を紹介したという。民間業者は反社会勢力との関係が無いことが確認され、暴力団追放兵庫県民センターの仲介で交渉を進め、10月15日に売買契約が成立したとみられている。
- 四代目真鍋組の本部事務所だった建物は民間業者に所有権が移り、2021年12月に解体されて更地になった。しかし、今も警察庁のホームページなどで絆會の主たる事務所として掲載されたままとなっている。
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