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2024年05月22日、各地の公安委員会は六代目山口組と絆會について、特定抗争指定暴力団に指定する方針を固めた。絆會は、六代目山口組が分裂して結成された神戸山口組がさらに分裂して結成された組織。

六代目山口組と絆會では、これまでに抗争事件が約10件起きているという。六代目山口組系組織に移籍した幹部を銃撃して逃走し、指名手配され、2024年02月に逮捕された絆會若頭の金澤成樹こと金成行が、逃走中に他の複数の六代目山口組系幹部らも銃撃したとして再逮捕されており、今後も抗争のおそれがあるとみられていて、来週にも指定へ向けた手続きに入るという。

2024年06月、各府県の公安委員会がそれぞれ六代目山口組と絆會への意見聴取の場を設け、滋賀県では六代目山口組側の代理人と組員が出席し、意見を述べた。

2024年06月13日、各地の公安委員会は六代目山口組と絆會を特定抗争指定暴力団に指定することを決め、06月21日に官報で公示する。警戒区域は6府県で計8市になるという。


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六代目山口組と絆會 特定抗争指定暴力団に指定へ 各地の公安委
2024年5月22日 6時29分

(NHK) https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240522/k10014456431000.html

山口組と絆会を「特定抗争指定暴力団」指定に向けた手続き開始 拳銃発砲など抗争事件相次ぐ 兵庫県・大阪府など6府県の公安委員会
2024年5月22日 水曜 午前11:56



(フジテレビ) https://www.fnn.jp/articles/-/702729

絆会「特定抗争指定暴力団」初の指定へ 六代目山口組との抗争激化、意見聴取に姿見せず 兵庫県公安委
2024/06/05

(ラジオ関西) https://jocr.jp/raditopi/2024/06/05/574375/

山口組・絆会特定抗争指定暴力団に係る意見聴取行われる
2024/06/06 18:30



(びわ湖放送) https://nordot.app/1171385042122687191

絆会との特定抗争指定へ 六代目山口組への意見聴取会
2024.06.1118:04



(サンテレビ) https://www.sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2024/06/11/78955/

「六代目山口組」「絆會」を特定抗争指定暴力団に指定決定 大阪市が警戒区域に「組員5人以上が集まるなどが禁止」違反すれば逮捕も
2024/06/13 19:30



(毎日放送) https://www.mbs.jp/news/kansainews/20240613/GE00058132.shtml


このニュースのまとめ

  • 2024年05月22日、六代目山口組から分裂した神戸山口組からさらに分裂して結成された、大阪府大阪市に本部を置く絆會と、絆會と対立抗争状態にある六代目山口組について、兵庫県、大阪府、茨城県、三重県、愛知県、滋賀県の6府県の公安委員会は両組織を特定抗争指定暴力団に指定する方針を固めた。
  • 2015年08月に六代目山口組から複数の直系組織が離脱し、離脱組で神戸山口組を結成。2017年04月には神戸山口組から最高幹部の織田絆誠らが離脱し、任侠山口組を結成。任侠山口組は2018年03月に指定暴力団に指定された後、2020年01月に絆會へ改称している。
  • 絆會は、神戸山口組の顔役となっていた織田絆誠をトップとし、神戸山口組の中核組織だった四代目山健組から約3割が参加し、他団体や引退していた元組員などを復帰させるなどして勢力を確保し、高い志を掲げて山口組の統一を目指すなど、暴力団社会に革命を起こそうとしていた。しかし、当初から組員の脱落が目立ち、幹部らの脱退、内紛、襲撃事件などもあり、複数の幹部らが六代目山口組系組織へ移籍している。
  • これまで、六代目山口組と絆會の間で分裂対立抗争とみられる事件が複数起きていた。2022年01月17日に茨城県水戸市元吉田町にある六代目山口組『三代目一心会』傘下『三代目三瓶組(現・芦川会)』の組事務所で、神部達也若頭が何者かに銃撃されて亡くなる事件が発生。
  • この事件の犯人として、2020年09月に長野県宮田村で六代目山口組『三代目弘道会』系組織へ移籍した元絆會系組長を銃撃して逃亡し、警察から重要指名手配され、約3年半後の2024年02月01日に潜伏先の宮城県仙台市で逮捕された絆會若頭の金澤成樹こと金成行が、逃走中にこの茨城県水戸市の銃撃事件も起こしていたとして2024年04月30日に逮捕され、05月21日に起訴された。
  • 2022年05月10日には、三重県伊賀市の駐車場で絆會幹部を務める由仁総業の谷奥由浩組長が銃撃される事件も起こっていて、六代目山口組『三代目一心会』傘下『三代目三瓶組』組員が逮捕されていた。茨城県水戸市の銃撃事件の報復とみられている。
  • 六代目山口組と絆會の抗争とみられる事件は、2017~2023年の間に10件あり、計30人が検挙されているという。各地の公安委員会は今後も抗争が激化し、市民に危険が及ぶおそれがあるとして、2つの団体をより厳しい取締りの対象とする。
  • 指定暴力団よりも規制が厳しい特定抗争指定暴力団は、2012年10月に施行された暴力団対策法の改正案によって指定可能となった。各都道府県の公安委員会によって、双方の組織への意見聴取などを経て指定が行われ、双方の組事務所の所在地や関係先などがある各市町村が警戒区域に設定される。指定は3箇月ごとに更新が必要とされる。
  • 特定抗争指定暴力団に指定され、各市町村が警戒区域に設定されると、指定された両組織は設定された各市町村内での組事務所等の新設、組事務所への組員の出入り、対立組織の組事務所や組員の居宅周辺でのうろつき、組員5人以上で集まることなどが禁止される。違反が確認された場合、警察は警告などをせずに逮捕することができる。
  • 特定抗争指定暴力団には、2012年10月に道仁会と九州誠道会が指定され、2014年06月に解除。2020年01月に六代目山口組と神戸山口組が指定され、10府県で20市町が警戒区域に。2022年12月に六代目山口組と池田組が指定され、4県で4市が警戒区域に設定されている。六代目山口組と絆會が特定抗争指定暴力団に指定されると4例目となる。
  • 六代目山口組と絆會への意見聴取は、各公安委員会が06月04~11日に各府県警本部で実施する予定で、組側が欠席しても手続きに影響はなく進められる。
  • 2024年06月05日、兵庫県公安委員会は兵庫県警本部で絆會への意見聴取の場を設けたが、絆會側は出席しなかった。06月11日には六代目山口組側への聴取が行われる。
  • 2024年06月05日、愛知県公安委員会は愛知県警本部で六代目山口組と絆會への意見聴取の場を設けたが、六代目山口組側も絆會側も出席しなかった。
  • 2024年06月05日、滋賀県公安委員会は滋賀県警本部で六代目山口組への意見聴取の場を設け、六代目山口組側の代理人と組員の計2人が出席した。意見聴取官は大津市を警戒区域を指定に定めたいとする旨を告げると、組側の代理人は「大津市で抗争は起こらない。そもそも抗争とは考えていない」と述べた。06月06日には絆會への意見聴取の場を設けたが、絆會側は出席しなかった。
  • 2024年06月06~7日、三重県公安委員会は三重県警本部で六代目山口組と絆會への意見聴取の場を設けたが、六代目山口組側も絆會側も出席しなかった。
  • 2024年06月11日、兵庫県公安委員会は兵庫県警本部で六代目山口組への意見聴取の場を設けたが、六代目山口組側は出席しなかった。
  • 2024年06月11日、茨城県公安委員会は茨城県警本部で絆會への意見聴取の場を設けたが、絆會側は出席しなかった。
  • 2024年06月13日、兵庫県、大阪府、茨城県、三重県、愛知県、滋賀県の6府県の公安委員会は、六代目山口組と絆會を特定抗争指定暴力団に指定することを決めた。06月21日に官報で公示して効力が発生し、期間は09月20日までの3箇月間で、必要に応じて延長するという。
  • 警戒区域に設定されるのは、大阪府は大阪市、兵庫県は神戸市、三重県は桑名市と伊賀市と名張市、愛知県は名古屋市、滋賀県は大津市、茨城県は水戸市の計8市。


山口組三国志 織田絆誠という男 (講談社+α文庫)


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