kanomura1

2022年01月25日、新型コロナで売り上げが減少した事業者を支援する融資制度を悪用し、金融機関から3000万円を騙し取ったとして、六代目山口組系組員が詐欺の疑いで逮捕された。組員は暴力団であることを隠し、会社の売り上げも偽って申し込んでいたとみられている。


スポンサーリンク


コロナ対策悪用し融資金詐取容疑 組員逮捕、全国初か―兵庫県警
2022年01月25日19時46分

(時事通信) https://www.jiji.com/jc/article?k=2022012501173

新型コロナ融資制度で3000万円詐取の疑い 暴力団員を逮捕
2022年01月25日 20時13分

(NHK) https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20220125/2020016906.html



このニュースのまとめ

  • 2022年01月25日、六代目山口組系組員の鹿野村昭博(50・大阪市此花区)が、詐欺の疑いで逮捕された。
  • 逮捕容疑は2020年11月~2021年02月、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少した中小企業などを支援する新型コロナウイルス感染症対応資金を悪用し、暴力団であることを隠して自身が経営する建設会社の売り上げが激減したとする虚偽の書類を大阪府大阪市に提出し、大阪市にある金融機関から3000万円の融資を受けた疑い。
  • 新型コロナウイルス感染症対応資金は、自治体が民間の金融機関に融資をあっせんする資金繰りの支援制度で、新型コロナの影響によって前年より売り上げが5~15%以上減少していることや暴力団関係者でないことなどが条件で、最大6000万円まで融資が受けられ、売り上げの減少具合によっては3年間のあいだ無利子で保証金も不要となる。
  • 警察の取り調べに対し、鹿野村は「暴力団員であることを隠して融資を申し込んだことは間違いないが、経営状況を低く見積もって申請したことなどはよく覚えていません」などと供述しているという。


スポンサーリンク