2022年02月04日、先月に組事務所で銃撃事件があった、茨城県水戸市にある六代目山口組『三代目一心会』傘下『三代目三瓶組』の組事務所について、水戸市は組事務所の使用禁止を求める仮処分を水戸地裁に申請した。
先月の銃撃事件ではまだ犯人が捕まっておらず、地域住民に危険が生じかねないことや、近隣に複数の学校があることなどが仮処分申請の理由だとされる。
2022年04月27日、水戸市が三代目三瓶組事務所の土地と建物を計1720万円で買い取ることで、組側と和解が成立した。
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水戸 銃撃殺害事件で暴力団事務所の使用禁止仮処分を申し立て
2022年02月04日 11時46分
(NHK) https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20220204/1070015959.html
水戸組幹部射殺 事務所の使用禁止求める 市、地裁に仮処分申請
2022年2月5日(土)
(茨城新聞) https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16439819053360
水戸・幹部射殺 「組事務所使用禁止を」 市が仮処分申請 /茨城
2022/2/5
(毎日新聞) https://mainichi.jp/articles/20220205/ddl/k08/040/048000c
暴力団事務所の使用禁止仮処分申請 水戸市が買い取りで和解
2022年04月27日 15時12分
(NHK) https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20220427/1070016929.html
幹部射殺事件後購入の暴力団元事務所 水戸市、解体へ
2022年10月19日(水)
(茨城新聞) https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16661800414322
このニュースのまとめ
- 2022年02月04日、茨城県水戸市元吉田町にある六代目山口組『三代目一心会』傘下『三代目三瓶組』の組事務所について、水戸市は組事務所の使用禁止を求める仮処分を水戸地裁に申し立てた。
- 三代目三瓶組の組事務所として使用されている建物は、2001年に六代目山口組『三次団体』組長が所有権を取得。現在も複数の組員が出入りしているという。
- 三代目三瓶組の組事務所では、2022年01月17日に三代目三瓶組の神部達也若頭が何者かに銃撃されて亡くなる事件が発生しており、犯人は今も逃走中。2016年03月にも組事務所に火炎瓶が投げ込まれる事件が発生していた。
- 水戸市はこれらの事件を踏まえ、組事務所から半径2km以内に小学校や中学校などが8校あり、「事件再発の懸念が児童生徒や保護者らの大きな負担になっている」などとして、組事務所の使用禁止を求めた。水戸地裁が仮処分を認めると、組事務所は使用できなくなる。
- 2022年04月27日、水戸市が仮処分を申し立てて以降、三代目三瓶組との協議が行われていて、水戸市が組事務所の土地と建物を計1720万円で買い取ることで和解が成立した。
- 三代目三瓶組は現在の場所から撤退し、05月18日までに土地と建物が水戸市に引き渡されるという。水戸市は今後、買収した土地と建物を利用方法を検討する。
- 水戸市の高橋靖市長は「このたびの和解により、児童生徒の安全が確保され、市民の皆様の不安が払拭されるものと確信しております。これまでの市民の皆様のご協力に感謝申し上げます」などとコメントした。
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