
2022年10月31日、兵庫県神戸市にある六代目山口組『三代目弘道会』の神戸事務所について、暴追センターが使用禁止の仮処分を地裁に申し立てた。この組事務所では、2019年08月に事務所前に止めた車の中に居た組員が銃撃され、重傷を負う事件が発生しており、近隣住民から組事務所の使用差し止めの声が上がっていた。
2023年02月14日、神戸地裁が六代目山口組『三代目弘道会』神戸事務所の使用を差し止める仮処分を決定した。
スポンサーリンク
3年前に組員銃撃…山口組の「神戸拠点」事務所 暴追センターが地裁に使用差し止め申し立て
2022/10/31 17:30
(神戸新聞) https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202210/0015769167.shtml
「特定抗争指定暴力団六代目山口組系三代目弘道会」事務所使用差し止め仮処分申し立て
2022年10月31日(月曜日) 22:00
(サンテレビ) https://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2022/10/31/59793/
山口組中核組織「弘道会」の神戸拠点 地裁が使用差し止めの仮処分決定
2023/2/15 17:51
(神戸新聞) https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202302/0016053525.shtml
このニュースのまとめ
- 2022年10月31日、暴力団追放兵庫県民センターは、暴力団対策法で規定されている住民の委託に基づく代理訴訟制度を利用して、兵庫県神戸市中央区熊内町9にある六代目山口組『三代目弘道会』の神戸事務所について、使用の差し止めを求める仮処分を神戸地裁に申し立てた。
- この組事務所では、2019年08月に事務所前に止めた車の中に居た組員が銃撃され、重傷を負う事件が発生。当時、神戸山口組若頭代行だった五代目山健組の中田浩司組長が逮捕され、現在も勾留中。中田組長はその後、2020年07月に神戸山口組を離脱し、現在は六代目山口組に復帰している。
- この事件などを受け、近隣住民らは事務所の周辺が小中学校の通学路になっていることなどから、2021年05月に管轄する兵庫県警の警察署に使用差し止めを相談していた。暴力団追放兵庫県民センターが住民約40人の委託を受け、代理訴訟を起こすことになった。
- 2020年01月に六代目山口組と神戸山口組が特定抗争指定暴力団に指定され、兵庫県神戸市が警戒区域に設定されたため、神戸市にある三代目弘道会の神戸事務所はすでに使用が禁じられていた。仮処分が決定されると、神戸市が警戒区域から解除された後も組事務所の使用が禁じられる。
- 仮処分が決定されると、この組事務所での定例会など会合の開催、組員の立ち入り、連絡員の駐在、紋章や表札の掲示などが禁止され、実質的に組事務所は使用禁止となる。
- 同様の仮処分の申し立ては全国で22件目で、兵庫県では8件目となった。
- 2023年02月14日付で、神戸地裁は六代目山口組『三代目弘道会』の神戸事務所について、使用を差し止める仮処分を決定した。
使用差し止めを申し立てられた六代目山口組『三代目弘道会』の神戸事務所
⇒ 関連記事
スポンサーリンク
コメント
コメント一覧 (1)
弘道壊滅作戦進行!!
yamaguchi893
が
しました