「暴力団排除条項を骨抜きにする犯行」暴力団組長が弟のETCカードで割り引き受け…懲役10カ月の実刑判決 大阪地裁

2023年02月02日、他人名義のETCカードを高速道路で使用したとして、六代目山口組若頭補佐を務める秋良連合会の秋良東力会長など、直系組長3人を含む11人が逮捕された。暴力団員はETCカードを取得することが出来ないため、親族名義のETCカードなどを常習的に使っていたとみられている。

2024年05月08日、逮捕されていた六代目山口組若頭補佐を務める秋良連合会の秋良東力会長ら3人の判決公判で、秋良会長に懲役10箇月、ETCカードを貸した弟と車の運転手に懲役10箇月・執行猶予3年の判決が下った。


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山口組の直参組長ら11人逮捕 大阪府警
2023.02.02 18:11

(読売テレビ) https://www.ytv.co.jp/press/kansai/184294.html

他人名義のETC不正使用 山口組「直参」ら11人逮捕 大阪府警
2023/2/2 19:56

(毎日新聞) https://mainichi.jp/articles/20230202/k00/00m/040/224000c

ETC不正利用容疑で 山口組直系組長3人ら計11人逮捕
2023/2/2 20:47

(産経新聞) https://www.sankei.com/article/20230202-KH4ATT3CPZN3LHFDFLHUV5BAKI/

他人のETCカード使い割引…差額770円を詐取した疑い 六代目山口組系暴力団幹部ら逮捕
2023/02/03 08:40

他人のETCカード使い割引…差額770円を詐取した疑い

(毎日放送) https://www.mbs.jp/news/kansainews/20230203/GE00048160.shtml

暴力団のETC詐欺で大阪府警が動いた背景…検察は暴対法をかなぐり捨てた
2023/03/06 17:00

(日刊ゲンダイ) https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/319635

「暴力団排除条項を骨抜きにする犯行」暴力団組長が弟のETCカードで割り引き受け…懲役10カ月の実刑判決 大阪地裁
2024/05/08 12:10

(毎日放送) https://www.mbs.jp/news/kansainews/20240508/GE00057242.shtml

「堅気」の弟のETCカードを使って「1400円を詐取」したとして逮捕…!注目裁判で「六代目山口組の大物組長」に有罪判決が下った「衝撃の理由」
2024.05.24

(現代ビジネス)https://gendai.media/articles/-/130477


このニュースのまとめ

  • 2023年02月02日、六代目山口組若頭補佐で秋良連合会会長の秋良東力こと金東力(66・大阪市浪速区)、幹部で極粋会会長の山下昇こと森尾昇(65・大阪府東大阪市)、若中で二代目章友会会長の新井錠士こと松岡錠司(55・大阪市住之江区)、それぞれの組長が乗る車に同乗していた組員など、男女計11人が電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕された。
  • 逮捕容疑は2022年11~12月、それぞれ親族や内縁の妻などの名義で発行した、高速道路の料金所で停止することなく電子決済できるETCカードを不正に使用し、阪神高速を割引料金で走行し、正規の通行料金との差額90~770円を騙し取った疑い。
  • 暴力団員はクレジットカード会社の暴力団排除条項などの規約でETCカードを発行することが禁じられているため、金は弟の名義のETCカードを使用し、2022年のおよそ1年間に983回も不正に使用していた。3人の組長を合わせると計1500回、約100万円分を不正に利用していたとみられている。
  • 警察は、金らが組の活動などで常習的に他人名義のETCカードを高速道路で利用していたとみて、余罪などを調べている。
  • 2023年02月22日までに、大阪地検は逮捕されていた、六代目山口組若頭補佐で秋良連合会会長の秋良東力こと金東力、その妻、幹部で極粋会会長の山下昇こと森尾昇、若中で二代目章友会会長の新井錠士こと松岡錠司らを起訴した。
  • 2024年05月08日、逮捕され電子計算機使用詐欺の罪で起訴されていた、六代目山口組若頭補佐で秋良連合会会長の秋良東力こと金東力(67)、その弟(62)、運転手(42)、の計3人の判決公判が大阪地裁で開かれ、裁判長は金に懲役10箇月(求刑懲役1年6箇月)、金の弟に懲役10箇月・執行猶予3年(求刑同じ)、運転手に懲役10箇月・執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。
  • 判決によると、金は2022年、運転手に車を運転させ、暴力団組員ではない弟名義のETCカードを使用して阪神高速道路を2回通行し、大阪府内を走行して高速道路会社から計1400円の割り引きを受けたという。
  • これまでの公判で、検察側は「名義人本人のみの利用を定めた規定に違反し、財産上不法の利益を得た」と指摘。弁護側は「親族間でのETCカードの貸し借りは世間ではよく行われていて、暴力団員だから罪に問うのは公訴権の濫用だ」と無罪を主張していた。
  • 裁判長は「暴力団員にはクレジットカードやETCカードを発行しないというカード会社の暴力団排除条項を骨抜きにする犯行だ。(金は暴力団員でETCカードを持てないことを自分で認識しており)常習性がある」などと述べた。




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