「組合抜けたら廃業しろ」と胸を殴り”暴力団と決別宣言“した露天商組合の幹部ら逮捕 1

2023年12月01日までに、組合を辞めた露天商の屋台の営業を妨害し、暴行を加えたとして、愛知県豊橋市の露天商組合『愛知県東部街商協同組合』副理事長ら4人が威力業務妨害などの疑いで逮捕された。

この組合は長年の慣習で六代目山口組『十一代目平井一家』にみかじめ料を支払ってきたが、県公安委員会に事業名を公開されたことで、暴力団との決別を宣言していた。


スポンサーリンク


「組合抜けたら廃業しろ」と胸を殴り”暴力団と決別宣言“した露天商組合の幹部ら逮捕
2023年12月2日(土) 03:15



(CBCテレビ) https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/871165?display=1

利権巡りトラブルか…暴力団と決別宣言した露天商組合幹部ら逮捕 組合辞めた男性にケガさせ営業妨害した疑い
2023/12/02 08:03

(東海テレビ) https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20231202_31532

「慚愧にたえない」とお詫び文【全文掲載】 “暴力団と決別宣言”した露天商組合幹部の暴行容疑事件で組合が
2023年12月4日(月) 21:10

(CBCテレビ) https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/875127?display=1


このニュースのまとめ

  • 2023年12月01日までに、愛知県豊橋市の露天商組合『愛知県東部街商協同組合』副理事長の山口幹夫(60・愛知県阿久比町)、理事の太田安紀(48・愛知県豊橋市)、露天商の男(51・愛知県安城市)、会社員の男(49・愛知県安城市)の計4人が、威力業務妨害や傷害などの疑いで逮捕された。
  • 逮捕容疑は2023年10月、愛知県刈谷市の神社で開かれた祭りで、露店を営業していた露天商の男性(52)に対し、「お前、うちの縄張りで何を勝手に商売やっとるんだ。ここの場所代はどうなっとるんだ。許可なく商売するな。組合を抜けたんだったら廃業しろ。すぐに片付けて帰れ」などと怒鳴って営業を妨害し、男性の胸を殴る暴行を加えて全治1週間のケガをさせた疑い。
  • 愛知県東部街商協同組合は露天商の団体で、地域の祭りやイベントなどに露店を出店しているが、その際に長年の慣習で地元組織の六代目山口組『十一代目平井一家』にみかじめ料を支払っていた。2023年02月に暴排条例違反で愛知県公安委員会が事業者名を公表し、組合は「後ろ盾は必要」などと暴力団との関りを肯定していたが、07月に組合は暴力団との決別を宣言し、11月にはみかじめ料の返還を求めて十一代目平井一家を提訴していた。
  • 被害にあった男性は、愛知県東部街商協同組合に所属していたが、組合を辞めていたという。みかじめ料を支払っていたとして2023年02月に組合名が公表された後、祭りの主催者側が組合を脱退していた男性に屋台の出店の仕切りを任せていて、営業場所を失っていた組合側が利権を取り戻すために犯行に及んだとみられている。


テキヤの掟 祭りを担った文化、組織、慣習 (角川新書)


 ⇒ 関連記事 











スポンサーリンク