県公安委員会 水戸市内の暴力団事務所に使用制限の本命令

2024年05月21日、茨城県水戸市にある六代目山口組『三代目一心会』傘下『芦川会(旧・三代目三瓶組)の組事務所について、茨城県警が使用禁止の仮命令を出した。

芦川会の前身の三代目三瓶組の組事務所では、2022年01月に若頭が銃撃されて亡くなる事件があり、他の銃撃事件で指名手配され2024年02月に逮捕された絆會若頭の金澤成樹こと金成行が、逃走中にこの事件も起こしたとして2024年04月に逮捕されていた。

三代目三瓶組は芦川会に名前を変え、事件があった組事務所は水戸市に売却し、別の場所に組事務所を移しているが、また抗争が起こる懸念があるとして仮命令が出された。

2024年06月04日、茨城県水戸市にある六代目山口組『三代目一心会』傘下『芦川会(旧・三代目三瓶組)の組事務所について、茨城県公安委員会が使用禁止の本命令を出した。


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水戸の暴力団幹部射殺事件受け 暴力団事務所使用制限の仮命令
2024年05月21日 18時12分

水戸の暴力団幹部射殺事件受け 暴力団事務所使用制限の仮命令

(NHK) https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20240521/1070024108.html

県公安委員会 水戸市内の暴力団事務所に使用制限の本命令
2024年06月03日 17時20分

(NHK) https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20240603/1070024203.html


このニュースのまとめ

  • 2024年05月21日、茨城県警は茨城県水戸市にある六代目山口組『三代目一心会』傘下『芦川会(旧・三代目三瓶組)の組事務所について、暴力団対策法に基づいて使用を制限する仮命令を出した。
  • 芦川会の前身である三代目三瓶組では、2022年01月17日に茨城県水戸市元吉田町にある旧組事務所で、神部達也若頭が何者かに銃撃されて亡くなる事件が発生していた。
  • この事件を受けて水戸市は周辺住民への危険があることから、2022年02月04日に組事務所の使用を禁止する仮処分を水戸地裁に申し立て、04月27日には水戸市が組事務所を買い取ることで組側と和解していた。
  • 2020年09月に長野県宮田村で六代目山口組『三代目弘道会』系組織へ移籍した元絆會系組長を銃撃して逃亡し、警察から重要指名手配され、約3年半後の2024年02月01日に潜伏先の宮城県仙台市で逮捕された絆會若頭の金澤成樹こと金成行が、逃走中にこの茨城県水戸市の銃撃事件も起こしていたとして2024年04月30日に逮捕され、05月21日に起訴された。
  • 事件の背景には絆會と三代目三瓶組のあいだで対立抗争があり、報復として金が起こしたとみられている。事件後に三代目三瓶組は芦川会に名前を変え、茨城県水戸市の別の場所に組事務所を移していたが、茨城県警は抗争に市民が巻き込まれるのを防ぐためとして、仮命令を発令した。
  • 仮命令は事務所への出入りなどを原則禁止するもので、違反すれば懲役や罰金が科される。仮命令の効力は15日間で、今月の28日に茨城県公安委員会が組側から意見を聴取する機会を設けたうえで本命令を出すかどうかを決める。本命令が出されると使用制限の期間が延長される。
  • 2024年06月04日、茨城県公安委員会は茨城県水戸市にある六代目山口組『三代目一心会』傘下『芦川会(旧・三代目三瓶組)の組事務所について、暴力団対策法に基づいて使用を制限する本命令を出した。期間は09月02日までの3箇月間。




 ⇒ 金が犯人とみられる茨城県水戸市の銃撃事件 






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