暴力団への用心棒代など 支払いやめるよう22事業者に勧告

2024年12月13日、長野県公安委員会は長野県にある22の事業者と六代目山口組系幹部3人に対し、利益の授受をしないよう勧告した。事業者らは幹部から縁起物のダルマを購入する名目で用心棒代やみかじめ料を支払い、暴力団に利益を供与したという。


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ダルマ購入で利益供与…自動車販売会社や飲食店など22業者が暴力団に「用心棒料」や「みかじめ料」 事業者と山口組傘下組織の幹部3人に「勧告」 1つ1万2000円~2万5000円
2024年12月16日(月) 15:17 信越放送

(TBS) https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1619622?display=1

暴力団への用心棒代など 支払いやめるよう22事業者に勧告
2024年12月16日 15時51分

(NHK) https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20241216/1010033117.html

「用心棒料」「みかじめ料」指定暴力団六代目山口組傘下組織幹部3人と飲食店や建設会社など22の事業者に「勧告」 ダルマを12000円から25000円で
2024年12月16日(月) 16時40分

(長野放送) https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/?cid=21422


このニュースのまとめ

  • 2023年12月までに、長野県の諏訪地域や伊那地域にある飲食店、建設会社、自動車販売業など計22の事業者は、六代目山口組系幹部ら3人(36~54)から縁起物のだるまを購入し、暴力団に利益を供与した。
  • 2つの事業者は2023年12月頃、トラブルが起きた際に暴力団に用心棒をお願いする目的で、用心棒代としてだるまを購入。20の事業者は2023年11~12月頃、暴力団から営業を認めてもらうため、みかじめ料としてだるまを購入。
  • 幹部ら3人はこれら22の事業者に対し、ダルマを1万2000円~2万5000円で販売していて、合計39万3000円を受け取って利益供与を受けた。
  • 2024年12月13日、長野県公安委員会は長野県暴力団排除条例に違反したとして、22の事業者に対し暴力団に利益を供与しないよう、六代目山口組系幹部ら3人には事業者から利益を受けないよう、それぞれ勧告した。


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