
2017年06月20日午前、兵庫県稲美町にある神戸山口組の関連施設に、銃弾が撃ち込まれたような跡が発見された。警察に情報が寄せられて捜査員が調べたところ、弾痕が数箇所見つかったという。この施設は神戸山口組『井上邦雄』組長の別宅だとみられている。
2017年07月14日、神戸山口組『四代目山健組』系組員が証拠隠滅の疑いで逮捕された。逮捕容疑は住み込みをしていた組員が発砲事件の直後、外を確認した際に発見した空の薬莢5個を証拠品として提出せず、隠していたというもの。07月23日、新たに神戸山口組『四代目山健組』系組長と組員の計2人が証拠隠滅の疑いで逮捕された。
2018年05月21日、この事件の犯人として六代目山口組『四代目倉本組』若頭補佐とみられる男が銃刀法違反と建造物損壊の疑いで逮捕された。06月04日、指示役とみられる六代目山口組『四代目倉本組』幹部が逮捕された。06月21日、実行役とみられる六代目山口組『四代目倉本組』系幹部が逮捕された。07月23日、この事件で使用されたとみられる拳銃が大阪市天王寺区にあるロッカーから押収された。
2019年01月23日、六代目山口組『四代目倉本組』幹部ら3人の初公判が開かれ、2人はおおむね起訴内容を認め、1人は否認した。01月29日、六代目山口組『四代目倉本組』幹部ら3人の論告求刑公判が開かれ、検察は3人にそれぞれ懲役8年を求刑した。
2019年02月04日、六代目山口組『四代目倉本組』幹部ら3人の判決公判が開かれ、裁判長は3人にそれぞれ懲役7年の判決を言い渡した。続きを読む