
2018年02月07日未明、大阪市中央区にある神戸山口組『四代目山健組』傘下『二代目兼一会』の事務所前で、任侠山口組の相談役が二代目兼一会組員らに暴行される事件が発生した。相談役は頭にケガを負ったが、命に別状は無かった。
二代目兼一会はシノギをめぐって神戸山口組『太田興業』とトラブルになっていて、太田興業幹部と任侠山口組相談役が一緒に二代目兼一会の事務所に抗議に来たところ揉み合いとなり、暴行されたという。
この事件の影響もあって二代目兼一会は2018年02月に四代目山健組から絶縁処分され、六代目山口組『極心連合会』へ移籍した。その後、2019年11月に二代目兼一会会長は六代目山口組の直参に昇格し、二代目兼一会は六代目山口組の直系組織となっている。
2018年04月、任侠山口組相談役を暴行したとして、六代目山口組『極心連合会』傘下『二代目兼一会』総本部長ら6人が傷害などの疑いで逮捕された。
2018年11月には、防犯カメラの映像を消して証拠隠滅を図ったとして、六代目山口組『極心連合会』副会長に就いていた『二代目兼一会』会長ら11人が、組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕された。
2019年06月20日、逮捕されていた二代目兼一会会長の判決公判が開かれ、裁判長は懲役2年・執行猶予3年の判決を言い渡した。続きを読む