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2020年10月28日、大阪刑務所で服役している、六代目山口組若中を務める淡海一家の高山誠賢総長が、刑務所内での新型コロナウイルス対策が不十分だとして、刑務所内の環境改善や感染対策を求める訴えを起こした。

高山総長は2010年に同和団体会長を恐喝したとして逮捕され、2015年に懲役8年が確定。病気の容体が重篤なため収監が見送られていたが、2017年02月に虚偽の診断書で収監逃れをしていた疑惑が浮上。その後すぐに出頭し、大阪刑務所に収監されていた。

2021年03月24日付で、大阪地裁堺支部は高山総長の訴えを棄却した。


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刑務所の3密「命に関わる」 受刑者、感染対策を請求へ
2020年9月21日 20時34分

(朝日新聞) https://www.asahi.com/articles/ASN9P6FFGN9PPTIL003.html

「刑務所の”3密”は問題」受刑者が起こした訴訟 移動時のマスク禁止、消毒液も使えず…
2020年10月8日号掲載

(週刊新潮) https://www.dailyshincho.jp/article/2020/10080556/?all=1

受刑者がコロナ対策求める 消毒液設置など―大阪地裁支部
2020年10月28日14時53分

(時事通信) https://www.jiji.com/jc/article?k=2020102800794

刑務所は「感染対策が不十分」 受刑者が改善求めて提訴
2020年10月28日 16時32分

(朝日新聞) https://www.asahi.com/articles/ASNBX5D8JNBXPTIL00F.html

「刑務所内のコロナ対策不十分」と受刑者が大阪刑務所を提訴
2020/10/28 18:09

(朝日放送) https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_8307.html

刑務所のコロナ対策請求 大阪、60代受刑者申し立て
2020年10月28日 19:16

(日本経済新聞) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65566670Y0A021C2AC8Z00/

新型コロナ 刑務所の感染対策「不安」 マスク着用に制限、消毒液なし 大阪の受刑者、人身保護請求
2020/12/9

(毎日新聞) https://mainichi.jp/articles/20201209/dde/041/040/027000c

新型コロナ 受刑者保護請求 地裁支部が棄却 /大阪
2021/4/6

(毎日新聞) https://mainichi.jp/articles/20210406/ddl/k27/040/333000c

刑務所にアルコール消毒液は設置せず…「受刑者が飲む危険性」
2021/04/07 20:48

(読売新聞) https://www.yomiuri.co.jp/national/20210407-OYT1T50115/



このニュースのまとめ

  • 2020年10月28日、大阪刑務所で服役している、六代目山口組若中を務める淡海一家の高山誠賢(高山義友希)総長(64)は、大阪刑務所での新型コロナウイルス対策が不十分だとして、人身保護法を根拠に、刑務所内で制限のないマスクの使用や消毒液の設置など、環境改善や感染防止対策を求める人身保護請求を大阪地裁堺支部に申し立てた。
  • 高山総長は四代目会津小鉄会会長の実子で、実業家として活躍した後、2003年に五代目山口組『弘道会』に加入し、2009年に六代目山口組の直参に昇格。2010年に同和団体会長を恐喝したとして逮捕され、2015年に懲役8年が確定。病気の容体が重篤なため収監が見送られていたが、2017年02月に虚偽の診断書で収監逃れをしていた疑惑が浮上。その後すぐに出頭し、大阪刑務所に収監された。現在は1人用の単独室に収容されている。
  • 高山総長は2014年に腎臓移植手術を受けていて、医師によると「BKウイルス腎炎やウイルス性腎炎を患っており、腎炎発症や感染症の危険があり、医療態勢が乏しい収容施設での生活は難しい」などとしていて、高山総長の収監が一時見送られていた。
  • 訴えによると、大阪刑務所では受刑者にマスクが2枚配布されていて、刑務作業中はマスクを着用するものの、2020年10月下旬までは居室や移動中でのマスクは認められていなかった。整列や身体検査の時に密集することがあり、刑務作業時の受刑者同士の距離も十分には確保されていない。刑務作業場や居室に消毒液を設置しておらず、定期的な換気もされていないという。
  • 高山総長は『病気の影響で免疫力が落ちていて、新型コロナウイルスに感染すると病状が重篤化するリスクが高いのに、十分は感染対策がされていない。刑務所は3密になりやすく、生命が重大な危険に晒されている』などと主張。
  • 2020年04~06月に高山総長の代理人が計3回、新型コロナウイルスの感染対策を書面で申し入れたが、回答は無かったという。
  • 法務省矯正局は『感染対策は矯正施設における新型コロナウイルス感染症感染防止対策ガイドラインに沿って行われている。新型コロナウイルス感染症の流行状況や処遇場面に応じマスクを着用させること。手洗い等のほか消毒用アルコールによる手指の消毒を励行している』などと説明。統一した方針は出しておらず、具体的な運用は各刑務所に任せているという。
  • 大阪刑務所は『受刑者は石鹸でいつでも手が洗え、作業時には受刑者同士が対面にならないよう配慮している。消毒液は受刑者が飲む危険性がある。移動中のマスクは保安上の理由で認めていない』となどの説明をしている。
  • 2021年03月24日付で、大阪地裁堺支部は高山総長の人身保護請求について、請求を棄却する決定を下した。裁判では『刑務所内では一定の感染対策が取られており、蔓延の危険があるとまでは言えない。消毒液は設置すると受刑者が飲むなどの危険性を否定しがたく、代わりに手洗いやうがいが指導されている』などされた。



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