竹本均

2023年02月14日、神戸山口組若頭補佐を務めていた百八竜会の竹本均会長が、神戸山口組から破門処分された。神戸山口組の小嶋若頭と組織運営を巡って口論となっていたことが原因だとみられている。

竹本会長は、北陸の有力組織である宮原組を継承し、五代目山口組『二代目中西組』若頭を務めたが、2008年頃までに引退。2019年に神戸山口組『五代目山健組』に加入して復帰するが、2020年に五代目山健組が神戸山口組から離脱すると、再び引退。2022年に神戸山口組に直参として再加入し、若頭補佐に抜擢されていた。 

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(週刊新潮) https://www.dailyshincho.jp/article/2023/02270601/?all=1

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2023年03月02日

(週刊文春) https://bunshun.jp/articles/-/61056


竹本均会長の経歴

竹本会長は1958年01月生まれ、三代目山口組『菅谷組』傘下『川内組』、三代目山口組『加茂田組』、一和会『加茂田組』を経て、四代目山口組『中西組』の傘下となった宮原組の出身。

宮原組は、三代目山口組『菅谷組』舎弟を務めていた、川内弘組長が率いる川内組で舎弟頭を務めた宮原省冶組長が結成した組織。1977年04月に菅谷組の内部抗争『三国事件』で川内組長が銃撃されて亡くなると、宮原組は三代目山口組若頭補佐を務める、加茂田重政組長が率いる加茂田組へ移籍。

四代目山口組の竹中正久組長の就任に反対する勢力が山口組を離脱して一和会を結成すると、加茂田組は一和会に参加。四代目山口組と一和会との間で『山一抗争』が勃発し、一和会は四代目山口組からの猛攻で劣勢となり、加茂田組は1988年05月に解散した。


山口組に復帰、宮原組を継承

加茂田組が解散すると、宮原組は四代目山口組組長代行~五代目山口組最高顧問を務める、中西一男組長が率いる中西組へ移籍し、山口組に復帰。竹本会長は二代目宮原組で若頭を務めた。

2003年09月に中西組長が亡くなると、中西組若頭を務めていた二代目宮原組の布川皓二組長が、12月に二代目中西組組長を継承。竹本会長は後任の三代目宮原組組長に就任し、代替わりした二代目中西組で若頭補佐、若頭を務めたとされる。

その後、竹本会長は2008年頃までに引退し、一旦渡世から離れた。


神戸山口組『山健組』で復帰

2019年11月、竹本会長は神戸山口組若頭代行を務めていた、中田浩司組長が率いる五代目山健組に加入し、渡世に復帰。五代目山健組舎弟に就任し、自身で百八竜会を結成して会長に就いた。

2020年07月に中田組長が神戸山口組を離脱し、五代目山健組は一本独鈷の独立組織になるが、五代目山健組の複数の幹部らが神戸山口組に残留。五代目山健組は分裂した。竹本会長はどちらにもつかず、引退して一旦渡世から離れた。

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神戸山口組の直参で再び復帰

2022年03月、竹本会長は神戸山口組に直参として加入し、神戸山口組若中に就任。渡世に復帰した。竹本会長が率いる百八竜会は、石川県もしくは福井県が拠点だとみられている。

2022年08月には神戸山口組若頭補佐に抜擢され、竹本会長は執行部の一員となった。


池田組との親戚縁組でトラブル

2022年09月、神戸山口組は、神戸山口組から離脱して独立組織となっている岡山県の池田組と親戚関係を結んだ。池田組は先に神戸山口組から離脱していた絆會(旧・任侠山口組)と同盟を組んでいるため、神戸山口組、池田組、絆會の三派連合が発足したとされた。

竹本会長は、神戸山口組本部長を務める五龍会の青木和重会長と一緒に、池田組がある岡山県に出向き、食事会などで親交を深め、池田組との親戚縁組に奔走していたという。

絆會は結成後に神戸山口組を痛烈批判していたこともあって、2017年09月に神戸山口組系組員(当時)が絆會の織田絆誠会長の車列を銃撃し、ボディーガード役の組員が亡くなっていた。この過去の遺恨を解消すべく、亡くなった組員の5回忌の命日供養に、神戸山口組から竹本会長と青木会長が事件現場へ弔問に訪れ、焼香をあげた。

しかし、神戸山口組の井上邦雄組長は今も絆會の織田会長を快く思っておらず、命日供養に竹本会長ら神戸山口組の幹部らが焼香したことに激怒。三派連合の音頭を取った神戸山口組副組長で二代目宅見組の入江禎組長が離脱する事態となった。


神戸山口組から破門処分

2023年02月頃、竹本会長は神戸山口組若頭で二代目中野組の小嶋恵介組長と、組織運営を巡って口論になったとされる。01月31日に神戸山口組若中で四代目古川組の玉城(親泊)吉広組長が傷害容疑で逮捕されたが、そのことを傘下に通達していなかったことが口論の原因だという。

その後、竹本会長は神戸山口組の他の執行部らとの連絡を絶ち、小嶋組長の組織運営に反発したとされる。

2023年02月14日、竹本会長は神戸山口組から破門処分された。神戸山口組に再加入してから約11箇月で、再び神戸山口組を去ることとなった。

神戸山口組から破門処分された竹本会長は、今後は一本独鈷で活動するとみられ、引退はしないとされる。


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