「神戸山口組」井上組長宅と「宅見組」入江組長宅を相次ぎ差し押さえ コンサル会社巡り融資トラブル2.7億円の賠償を受け 2

2025年04月21日までに、大阪地裁は二代目宅見組の入江禎組長の、大阪府豊中市にある自宅の土地と建物を差し押さえ、強制競売の手続きを開始した。

2020年に神戸山口組『二代目宅見組』系組長(当時)から融資詐欺で2億5000万円を騙し取られた男性が、2022年頃に入江組長や神戸山口組の井上邦雄組長らに代表者責任があるとして2億7000万円の損害賠償を求めて提訴していて、一審と二審で入江組長らに支払いが命じられおり、この被害男性が入江組長や井上組長の自宅の土地と建物の強制競売を申し立てていた。

2025年01月には、井上組長の自宅も入江組長の自宅と同様に差し置さえられている。


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<独自>宅見組長宅が差し押さえ、民事訴訟の賠償命令受け 拠点が動く可能性も
2025/4/21 11:56

(産経新聞) https://www.sankei.com/article/20250421-GAIVKMPJSFMSDGAKHD6AZGCYI4/

暴力団「宅見組」組長宅を差し押さえ 賠償金に支払いがなければ強制退去になる可能性も 大阪地裁
2025/04/21 18:54

(朝日放送) https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_30870.html

「神戸山口組」井上組長宅と「宅見組」入江組長宅を相次ぎ差し押さえ コンサル会社巡り融資トラブル2.7億円の賠償を受け
2025/04/22 16:40

(毎日放送) https://www.mbs.jp/news/kansainews/20250422/GE00065165.shtml

「ネットを張って要塞化」の自宅を井上組長は出て行くのか 2億7000万円の賠償命令で自宅が差し押さえ
2025年05月01日

(週刊新潮) https://www.dailyshincho.jp/article/2025/05010551/?all=1


このニュースのまとめ

  • 2025年04月21日までに、二代目宅見組の入江禎組長の、大阪府豊中市緑丘4にある自宅について、大阪地裁が強制競売の手続きを開始し、土地と建物が差し押さえられた。
  • 2020年にコンサルティング会社の役員の男性が、神戸山口組『二代目宅見組』最高幹部で『福原組』組長(当時)だった福原光三こと金光奉らから融資詐欺で2億5000万円を騙し取られていて、2022年頃に神戸山口組の井上邦雄組長、神戸山口組副組長で二代目宅見組の入江禎組長、福原光三こと金光奉ら計4人に対し、暴力団対策法に基づいて組のトップらに代表者責任があるとして、計2億7000万円の損害賠償を求めて京都地裁に訴訟を起こしていた。
  • 2022年07月頃、神戸山口組『二代目宅見組』最高幹部で『福原組』組長の福原光三こと金光奉は引退し、福原組は解散したとみられている。また、2022年09月に神戸山口組副組長で二代目宅見組の入江禎組長が神戸山口組を離脱し、二代目宅見組は独立組織となっている。
  • 2024年05月、京都地裁は『暴力団組織の存在を示して交渉した』などとして、入江組長ら4人に連帯して約2億7000万円の支払いを命じた。2024年12月の二審の大阪高裁の判決でも一審と同様の判決が言い渡されたとみられ、入江組長側は判決を不服として最高裁に上告しているという。
  • この被害に遭った会社役員の男性が、入江組長や井上組長の自宅の土地と建物の強制競売を申し立てていた。
  • 入江組長の自宅は、入江組長がまだ神戸山口組副組長を務めていた2022年05月、半グレ『アビス』元幹部の六代目山口組系組員が車で突っ込む事件が発生していて、組員は懲役1年の判決を受けている。
  • 強制競売の手続きは、入札公示の前段階まで進む予定だとみられ、原告の男性が最高裁でも勝訴して損害賠償が確定した上で、入江組長らから損害賠償の支払いがなかった場合、大阪地裁が入札を行い、入江組長は強制退去するとみられている。
  • 2025年01月には、神戸山口組の井上邦雄組長の自宅も、入江組長の自宅と同様に差し押さえられ、強制競売の手続きが開始されている。





二代目宅見組の入江禎組長の自宅


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